Googleユーザはデフォルト設定の検索がhttpsに変更

Googleは検索キーワードのセキュリティ性を高めるため、Googleアカウントにログインしているユーザの検索トップページを今後数週間のうちに「https」化すると発表しました。一般ユーザにとっては特にデメリットなく安全性が強化されます。

https化によるメリットは、通信を暗号化する事により通信経路から検索キーワードを傍受される心配が無くなる事。特に最近はスマートフォンから公衆無線LANを利用するケースが増えていますが、公衆無線LANで一般的に利用されている暗号方式は、既に解読方法が確立されている旧世代の「WEP」です。検索キーワードはプライバシーの固まりですから、安全性が強化されることは歓迎できますね。

一方Web管理者にとっては、検索キーワードを入手できなくなるデメリットがあるとのこと。Google Analyticsも影響を受けますが、Google Webmasters Toolsで過去30日分の情報を閲覧・ダウンロード可能な代替策が用意されています。常に変化するのがIT業界の宿命とはいえこのhttps化による弊害はWeb管理者にとって新たな負荷となりそうです。


投稿日時: 2011/10/26 12:00 (95 ヒット)


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