バレリーナになれなくて

しろやぎはバレリーノです。正確に言うとバレリーノ修行中です。
バレリーノって何？
それは男性のバレエダンサーのことです。
なぜバレエを？
フィギュアスケートにおける表現力、まあ美しさ、華麗さ、軽やかさを身に付けるためにバレエ教室に入会しました。ちなみに男性は私一人です。さらにちなみに黒タイツをはいてます。
でも仲良しの女性の紹介で入ったので、気後れはありません。
むしろ色々裏方の仕事などを頼まれたりと重宝されているところもあります。
バレエは昔から鑑賞する意味で大変魅力があったので、まさか自分が踊ることになるとは、スケートを始めるまでは考えもしませんでした。
特にモーリス・ベジャールのバレエに心酔しています。彼のバレエ団には、有名な男性ダンサー、ジョルジュ・ドンもいたのでご存知の方も多いと思います。


　疲労困憊する
　耐え忍ぶ　　汗をかく
　体を破壊し、作り直す．．．
　続ける．．．不断に　　
　　　　　　　　　M.Bejart

明日がその日です。　　

前略おふくろ様。　わたくし本日デヴュー致します。

今日もバリバリがんがんにやってきたのですが、
２年程前からハマるなんてものではなく、
私に取り憑いて離れないものがあります。
ふぃぎゅあスケートですぅ。
なーんて威張って言えるほど、形にゃあなっていないのが現実なれど、
されど私、自分と同じくらいにフィギュアスケートを愛しております。
故に仕事が休みの日は、家の雑事をサッサと片付けて、
年中無休のどっかの本屋みたいなスケートリンクへ車を走らせます。
そして、自主練習とコーチのレッスン、
そしてリンクの「シロヤギと愉快な仲間たち」とおしゃべりして週末を過ごすのが、私の楽しみです。

白いリンクに　手を差し出すと　そこにはいつも　君の手がある

私はシングルスケーターでペアは組んでいませんが、気持ちはこんな感じです。

では、これにて御免。