2004-12-22
すぐ読まない。
shiroyagiは買った本をすぐに読まないことが多い。故に買っても読んでいない本が家に結構あります。新しく本を読み始める時は、その本の山からこれかあれかと探します。そして、やっと一冊の本に辿り着くのです。なぜすぐに読まないのか。かっこくよく言えば、時を待っているのです。ワインが熟成するのを待つように、その本を読みたい気分か、自分の中にその本を読む能力・体勢ができているか、今理解できなくても10年後理解できるかもしれない、そう思って本をストックしておくのです。またかっこ悪く言えば、夜中にあの本が読みたいのに手元にないと、布団の中でジタバタするのがイヤだからです。出版事情からも最近は絶版品切れになるのも早く出版時に買っておくのが安全というのもありますが、これは言い訳です。
しかし実際は読まれないで一生を終える”もずのはやにえ”となってしまう本も多いと思われます。一冊でもそうさせないよう心がけるのですが、一生の時間と読みたい本の比率は、時間<本であって、無駄死にさせる本たちにいつかは供養しなくてはならない時がくるのでしょう。
ごあいさつ
おひさしぶりです。最近では無病息災ならぬ一病息災と言いますが、shiroyagiも現代人の証、持病をひとつ持っています。その関係でちょっと病院へお泊まりに行っていました。これからもたまにお泊まりに行くことがあります、その時はこちらには参りませんのでよろしく。ご心配頂いた方どうもありがとうございます。これからも御贔屓に。
2004-11-15
愛を踊る女
”映画狂い”とかつては呼ばれたshiroyagiが、6年ぶりに映画館へ行った。映画は、パリ・オペラ座の元エトワール、ピエトラガラ主演「愛を踊る女」、末期癌に冒されたバレリーナの物語。駄作でした、バレエシーン以外は(それも少なかった)。まあバレエ目当てだったのですが。
しかし映画の途中から考えたのです。この映画はフランス映画、当然フランス語で登場人物は話します。ちなみにshiroyagiは学生当時、語学の第二言語はフランス語を履修していました。シャンソンやフレンチポップスが好きなこともあり、当然フランス文学もですが、フランス語の勉強には熱心でした。フランス語しか通じないフランス語圏の国々の地方都市でも、食う、買う、泊まる、だけはなんとかできました。
勉強として映画を見ればいいんだ、そう考えればつまらない映画も少しは観ていられる。言葉は使わなければすぐに忘れしまう。これからはフランス映画を意識的に観ていこう、という結論に達したshiroyagiなのでした。さていつまで続くやら、トホホ。
2004-11-12
おいしいバレエ
バレエのレッスンの後は、いつも深酒だった。仲良しのマダムが大の酒好きでしかも強かったから。いつも帰りはタクシー。バレエをしに来てるのか、酒を飲みに来てるのかわからない程。でもある事情からそのマダムに、「ビールジョッキ一杯飲んでサクっと食事できる店にしてほしい」と頼んだ。shiroyagiの願いは快く承諾され、シンデレラの馬車がかぼちゃに変わる前に家へ帰ってこられるようになった。が、いつも、二人の話は盛り上がってしまい、二杯目を頼みたくなる誘惑が、肩をぐうーと押している。が、ここは我慢。でもやっぱり物足りないのである。お酒も話もおなかいっぱいしたい。2004-11-11
おなかに力を入れる
shiroyagiは日々腹式呼吸らしきものをしている。らしきもの、と書いたのは簡単に教そわっただけだからだ。腹式呼吸とは座禅や古武道などに使われているものだが、
shiroyagiの知っている範囲で呼吸法を述べると、体を楽にしながら鼻から息をゆっくり吸っていく。丹田(臍の下辺り)に徐々に力が入るように息を吸っていく。息を吸い終わっても丹田には力は入っている。今度は丹田に力を蓄えるように力を込めて息を徐々にはいていく。この繰り返し。
shiroyagiはこの呼吸法を始めてから、あまり何事に動じなくなった。例えば車の運転中、自転車が急に横から跳びだして来た。「あっ!」とか心の中で叫ばない。「ああ自転車が跳びだして来なあ」、と冷静に考えハンドルを回し自転車をかわす。
怒ったりして感情が昂ったりした時などは、呼吸法を意識的に深く繰り返すと徐々に鎮まってくる。
常に腹筋を使っているため腹筋を鍛える効果もあると考えるので、どこかのおなかが気になるおじさんは、それだけでもやってみる価値があるかもしれない。特にひとには薦めませんが、shiroyagiには合っているようです。