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2005-05-30

都立桜ヶ丘公園

多摩市の連光寺と聖ケ丘にまたいで都立桜ヶ丘公園があり、多摩丘陵の林をそのままに残している。丘の上には、明治維新関係の書物が置いてある旧多摩聖蹟記念館が建っている。中には喫茶コーナーもあり、コーヒや紅茶などの飲み物が出る。この地は、明治天皇がうさぎ狩りや鮎漁に来た地であり、近くに行幸橋という橋もあり、その面影を残している。この公園は多摩市立大谷戸公園とつながっている。この公園はバーベキューやキャンプもできる広々とした気持ちのいい公園だ。休日には家族連れが集い、思い思いに公園での時間を楽しんでいる。

shiroyagiさんの投稿 - 14:05:09 - 1 コメント - トラックバック(0)

2005-04-23

外泊

いつものように、ビルの三階にあるメンタルクリニックに行った後、一階の薬局に行った。カウンターの所に、サトウ製薬のゾウの小さな人形が沢山置いてあった。私はそれが欲しかった。ちなみに私に子どもはいない。結婚もしていない。そういうかわいい物が好きだった。キティちゃんとかテディベアとか。私は薬剤師の人に呼ばれた。薬の説明を受け、会計をする。私は言った。
「うちの息子に一つその人形が欲しいのですが」
「いいですよ。お子さんは一人ですか」
「下に娘が一人」
そう言うと、薬剤師は何の疑いもなく、オレンジ色とピンク色のゾウのゆび人形を薬の袋に入れた。
「ありがとうございます」
私は薬局を出て、ゆび人形を確認した。家に帰り、ゆび人形で少し遊んだ後、いろいろな小物が飾ってある所に飾った。一度は、自分のブログに他の小物たちと一緒に載せようかとも思い、デジカメで撮ったが、写真写りが悪く、止めた。今はもうそのゆび人形への興味は失せた。
私は今、ある精神病院に入院している。同じ病棟の景ちゃんがかわいいものが好きだから、その話をすると、欲しいと言った。私は今日外泊許可をもらい、外泊する。その時に、もってくると約束した。景ちゃんにはケロちゃんもあげている。その時の喜びようは今でも忘れない。ポシェットの紐にケロちゃんは今でもぶら下がっている。早く景ちゃんの笑い顔が見たい。外泊の楽しみが一つ増えたが、二日間景ちゃんに会えないのは少し寂しい。入院してから初めての外泊だ。今日はいい天気。素敵な外泊になるといいな。朝の天気予報を見ながらそう思った。

shiroyagiさんの投稿 - 21:15:40 - 1 コメント - トラックバック(0)

古道具

川上弘美著『古道具』を読む。夢か現実か、どこかの商店街にある古道具屋「中野商店」。そこでアルバイトで働くヒトミとタケオとの恋物語が、淡く淡く描かれている。今にも消えてしまいそうな感情が、中野商店を舞台に、古道具の売買を通して、丁寧に浮かび上がってくる。優しい小説だなと思った。


shiroyagiさんの投稿 - 21:12:12 - 1 コメント - トラックバック(0)

掌の小説

四月二十一日、川端康成著『掌の小説』を読み終える。百二十二編の掌編小説が私を魅了した。この本は私にとって、小説のバイブルとも言える作品集となりそうだ。いつでも枕元に置いて、何度も好きなページから読み返したい。この本を私に教えてくれた棒氏に感謝する。


shiroyagiさんの投稿 - 21:09:49 - 0 コメント - トラックバック(0)

STYLE BOOK

スタイリストの伊藤佐智子と宮沢りえのコラボレーション写真集。宮沢りえが様々な服を着て、メイクをしている姿が美しい。写真家も色々な人が撮っていて、宮沢りえの様々な面を引き出している。小物やアクセサリーも凝っていて、女性なら見ていて飽きない一冊だ。

shiroyagiさんの投稿 - 21:07:55 - 0 コメント - トラックバック(0)
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