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放射能抑える生活を、94歳被爆医師が助言/座間

2011年11月24日

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 福島第1原発事故による放射能汚染で、内部ひばくから子どもを守るにはどうしたらいいか、専門の医師から学ぶ講演会が23日、座間市南栗原の麦っ子畑保育園で開かれた。

 講師に招かれたのは、広島の原爆で自身も被爆しながら被爆者治療を続けてきた肥田舜太郎さん。94歳の肥田さんは、原爆投下直後の患者の様子を知る数少ない医師で、当時「入市被ばく」と呼ばれた内部被ばくの実態について語った。

 肥田さんは「内部ひばくには、どこまでが安全という基準がない。長い人生のなかで影響が出るかもしれないし、私のように長生きする人もいる」と話し、当時は占領軍の機密扱いで症例の研究が国内で進まなかったため、不解明な部分が多いことを指摘した。

 一方で「今回の事故で自分も被ばく者となったと考えるべき」と強調。「その上で唯一言えるのは、健康で理想的な生活を心掛け、免疫力を保って放射能の影響を抑えること。それ以外に対処法はない」と続けた。

 来場したのは、小さい子どもを持つ母親を中心に約100人。肥田さんが「主人公は自分。医者も総理大臣もあなたの生活を守ってくれない。親ならば、子どもが健康的な生活が送れるようしつけることが大事だ」とアドバイスを送ると、真剣な表情で耳を傾けていた。

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