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2011年6月11日、東日本大震災から丁度3ヶ月が経ちました。福島県でも太平洋側沿岸は大津波に襲われ、尚且つ、同県内の原発が津波でやられたため放射能汚染が拡がっ­ています。

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福島県内では、原発から30km圏外でも、風向きによって放射能の数値が高い地域が出ていますが、まったく放射能のレベルが低い場所でも、福島=放射能汚染といった風評が定着化してしまい、特に福島県産の食品は避けられている状況です。

震災から3ヶ月経った今も国の原発事故後の対応の遅れから深刻な事態に陥っており、原発の安全性確保については未だ予断を許しません。
今回の原発事故は事前に防げたとの見方が有力になり、人災であった可能性が指摘され始めています。
(写真:大地震ではなく、大津波で破壊された海岸線の道路)

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今回、被災地に行って感じたことは、放射能については目に見えないこと、今後どれだけ影響が出るのか未知数なこと、につき、今、それを気にするより必死で生活するしかない。
10年後、20年後、放射能に被爆した福島県人の人体等に、どういう影響が出てくるのかが、正直不安だとの声が多く聞かれ­ました。
(写真:将来を不安視するが、とても明るい福島の居酒屋の店員さん)

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また。津波後の相馬市沿岸部でも、山となった瓦礫の処理、乗り上げた船、破壊された道路や堤防、橋等の修理が、まだまだ進んでいません。ここでは自衛隊の皆さんが、すでに引き揚げて­しまったらしく、まさにこれから地元の人間が一丸となって、復興を押し進めていくことが大切だと強く感じました。

日本政府の皆様に告ぐ!政権争いをしている場合じゃないですよ!一刻も早く、原発処理と復興支援をしていかないと、いくらなんでも、素朴な東北の民が、いつまでも黙っていると思ったら大間違いですよ!
写真上は、救援隊(鹿児島か?)が置いていった日の丸が印象的だった相馬市新地の被災地にて撮影!

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こんな中、地元の人々の温かさ、大らかさがとても印象的でした。この人達だったら、どんな逆境にも負けず挫けず、意外と敏速な復興が期待出来るのでは、と肌で感じて来まし­た。
(震災後の4月中旬から再開した相馬市にある相馬味噌ラーメンが看板の麺屋『源兵衛』(写真左:げんべい、写真右:ラーメン屋さんの若大将本人)

さて動画です!




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