
10年間の弁護士活動において、さまざまな方の悩みを聞いてまいりましたが、その中で最も感じたことは、表面的なコミュニケ-ションでは、お客様が抱える問題について真の解決を図ることはできないということです。
弁護士の仕事は、主に法的な手続きを行ったり、法的な助言をしたりすることですが、お客様のことをよく知ろうとせずに、法律に当てはめて前に進めていくことは、時に、お客様の抱える問題を悪化させる危険さえあると感じています。
多くのお客様は、「法的な措置をとるときでなければ、弁護士に相談できない」と考えていらっしゃるようですが、当事務所にお見えになるお客様の中には、「どうすればいいかわからないので、とりあえず相談したいのですが、それでもいいでしょうか」と遠慮がちにおっしゃる方も少なくありません。 また、法的な措置をとるかどうか迷っている間に、5回も6回もご相談にお越しになる方も多数いらっしゃいます。
そのような方にお会いして、法的措置を採るか否か決める前に、ゆっくりとお話しを聞く場所が必須であると実感し、カウンセリングルームを設けました。
女性は、感受性が強いので、周囲の人々から、良くも悪くも、とても影響を受けやすい性質を持っていることが多いようです。 良い方向に影響を受けているのであれば素晴らしいことですが、悪い方向に影響を受けているとしたら、そのまま進んでいくことは危険かもしれません。また、女性は、感情移入しやすいため、自分の置かれた立場や事の本質を見失ってしまい、おかしいとうすうす気が付いても、具体的に何が問題で何をどうしたらいいのかが分からず、パニック状態になってしまいがちです。
信頼できる相談相手がいればいいのですが、自分のことを親しい友人に相談するのがなんとなく恥ずかしかったり、相談したとしても少し取り繕ってしまったりしませんか?「人に迷惑をかけたくない」という思いが強い人ほど、なかなか本音を言えないものです。
同じように悶々と悩んでしまう女性の一人として、女性の皆さまには、早く悩みや不安から抜け出して、それぞれの魅力や才能を発揮してほしいと願い、「ウーマンズサロン」を開設いたしました。