XP Home / XP MCE 2002 / XP Pro
レジストリの変更はリスクを伴うため、Microsoftではいくつかの設定項目に関してはリスクの少ない環境変数による設定を推奨しています。しかし環境変数の実体はレジストリ上にあり、ユーザー環境変数は、
HKEY_CURRENT_USER\Environment
に、システム環境変数は
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
\Session Manager\Environment
にあるので、これらの下にあるキーを直接編集することで設定することが可能です。ただし、レジストリによって設定した場合、変更はログオンし直すまで有効にならないので注意してください。
また%SYSTEM%などを使用するときには、展開が必要な環境変数をデータ型REG_EXPAND_SZのレジストリ値として格納する必要がありますが、RegEdit.exeではREG_EXPAND_SZを追加できません。そこでこれらの値を編集する際にはRegEdt32.exeを使用してください。
参考:
Microsoft KnowledgeBase: [104011] How to propagate environment variables to the system