政治【名言か迷言か】平成の歴代首相を「仕分け」する 最高評価は誰?+(1/5ページ)(2011.11.26 18:00

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【名言か迷言か】
平成の歴代首相を「仕分け」する 最高評価は誰?

2011.11.26 18:00 (1/5ページ)名言か迷言か
閣議のため官邸に入った蓮舫行政刷新担当相=9日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

閣議のため官邸に入った蓮舫行政刷新担当相=9日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 政府の行政刷新会議による「提言型政策仕分け」が23日、終わった。年金支給の減額などを提言したが、注目度は一昨年に比べ見る影もない。それもそのはず。何しろ、一昨年の「事業仕分け」で「凍結」と判定された公務員住宅の建設を財務相として再開するよう指示したのが他ならぬ野田佳彦首相本人だからだ。「仕分け」も今や「焼け太り」や「骨抜き」と同様、官僚主導政治の代名詞となりつつある。

 それなら、歴代首相を一定の評価基準に基づいて仕分けた方がよほど、建設的というものだろう。昭和までさかのぼると時代環境が異なりすぎる。ここは平成に入って首相に就任した故宇野宗佑氏から前首相の菅直人氏までの計15人のうち、超短命で「評価不能」の宇野氏と羽田孜氏を除く13人を仕分けてみる。

 評価基準は政策などの「見識」、国民への「発信力」、法案成立などの「実現力」のほか、「外交」、「国会対策」、「歴史観」の6項目とした。他にも首相に求められる能力は多々あるが、「指導力」は結果次第で変わる可能性が高いし、「クリーン」や「人柄」は結果重視の観点からあえて除外した。

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産経新聞のインタビューに答える安倍晋三・元首相=11月22日、衆院議員会館 (小野淳一撮影)
菅直人首相(左)と鳩山由紀夫前首相
基調講演する小泉純一郎元首相
会見する蓮舫・行政刷新担当相(緑川真実撮影)

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