この度の件ではお騒がせして本当に申し訳ありませんでした。
頂いたコメントや拍手のメッセージに個々に返すのもちょっと無理そうなので、今回の顛末について説明させていただきます。
色々ご心配おかけしましたが、最初にも申し上げた通り、私は感情では怒りません。
自分の体を守る為にもありますが、そういう感情を暴走させるという事はまずありません。
私が怒る時は何かの問題を解決したい場合がほとんどだと、今回もそれでした。
私はあの生贄の太陽を書いた人間です。
作品には私が滲み出てると思いますが、私の性格、行動はまんまアイオリアですが、思考はね、あのラダマンティスなんです。
私は確かに天然と言われる事もありますが、ある部分で非常に敏感なのですよ。
全ての方にしてる訳じゃありませんが、メールのやり取りをしてればその方の使う言葉の端々で相手がどういう家庭環境で育っていらしたのか、生活リズム、思考法、過去のトラウマまで言い当てる事もあります。
とおるさんの作品をサイトで拝見して、何度か個人的にメールして、しかもパラ銀で一度ご本人にはお会いしています。
私はとおるさんがどういう育ちをしてきて、どういう思考をする人なのか、そして、こういう時、どういう動きをする人なのかが判っていたのですよ。
>それこそ外部情報をシャットアウトして、失地回復のため執筆活動に専念してたり…とも頂きましたが、それはないです。
もし、とおるさんがこれをしてくれるような人であれば、私がこんな行動に出る必要もなかったし、そもそもこんな事は起こっていない。
とおるさんがどのくらいの頻度でこのブログを見ていたか、そんなものとおるさんはこちらにコメントを書き込んでいらっしゃるのでIPアドレスを見れば前にいつ見たか、多分、この頃にまた見るだろうな…というサイクルも判ります。
一応、ブログ見てよく考えろというメールはお送りしましたが、私のそのメールと入れ違いくらいで御本人から電話大丈夫ですか?というメールが入ってきて電話となりました。
多分、今頃、こんな風に考えてるだろうな…という読みはほとんど当たってました。
それこそ、とおるさんの思考法からすれば、歯の痛みどころじゃなかったかもしれないですね。
私もそれこそ痛みは経験してますが、痛みというのは他に気を取られていれば、あんまりそればかりを気にしていられないものです。そうでもなければ、私もこのタイミングで仕掛けません。
電話ではちゃんと話していらっしゃいましたし。
メールではなくブログに書き込んだのも、すべてが私の計算です
サイトを閉鎖してお騒がせした皆様への経過報告と、私の鬱憤晴らしもかねて。
そして、それによってとおるさんに働きかけてくれる人は出るでしょうし、とおるさんもメールで送られてくるよりも受ける打撃は大きい。
勿論、幾重の効果も狙っています。
でも、今回の事で
・私が本当にエロが判らない人だというのが謙遜でもなんでもなく事実だというのが周囲にはわかって貰えたでしょう。
・とおるさんがエロ師匠だの、エロ教皇だの言わなくなり、私のストレスの原因はスッキリしました。
・とおるさんの暴走を自覚させられました。
・とおるさんに地に足つけて貰ってのお話し合いで、決まらずにモヤモヤしていた十二宮突破の企画の打ち合わせが大分進みました。
・十二宮突破の表紙の問題も解決しました。
これだけの問題を解決しているのです。
ついでに言うならば…
とおるさんは言うなれば生贄の太陽のハーデスと同じ立場に立たされて、あのラダマンティスの攻撃を受けていたのですよ。
とおるさんは凄い甘やかされてきた裕福なお宅のお嬢様だとは思っていましたが、今回が人生でガツンとされた初めてだったらしく、とおるさんご本人も世界が変わったようだと仰ってました。(そのお嬢様加減の実態には私もさすがに開いた口が塞がりませんでしたが)
ご本人もあれで考え方変わったハーデスの気持ちが凄くよく判ると仰ってましたし。
とおるさんは根が脱力するくらいに素直な方なので、私もあの程度の緩い攻撃しかしませんでしたが、これがもうちょっとヒネた方ならもっと辛辣に事に当たっていたでしょうね。
だから、私は感情で怒ったりはしないのです。
相手を見て、その解決したい問題を考えて、どうすれば効果的に事を進められるか考え、それをあくまでも冷静に冷徹に実行します。
親不知を抜いたばかりのとおるさんに…とも思われたでしょうが、でも、このタイミングだからこそまずその数は牽制できるでしょうし、皆さんのメールがとおるさんに届いたとしても、作品の催促やサイトをやめないでという嘆願は行っても、親不知を抜いた相手の所に罵詈雑言のメールを送れる人もまずいないでしょう。多分、お見舞いのついでや、とても言葉に気をつけてメールを認めて下さったと思います。
怒るという行動はとても疲れるので、私が怒るからにはこれくらいの事は狙っているし、そして、動くからには一つでも多くの問題を解決させます。
というか、どう転んでもいいようにならなければ、何かが不都合が出るような可能性があるのであれば、こんな勝負に出たりもしません。
私は面倒くさがりなので滅多な事では闘いませんが、闘うからには勝ちます。負ける戦いは絶対にしません。
何があっても災い転じて福と為す、それくらいの自信がなければこんな事もしません。
何度も言いますが、私はあの生贄の太陽を書いた人間なのですよ。
これくらいの事は考えてます。
私もイイ歳した女なので、30過ぎたらこれくらい出来ないとね…というのを実践させて頂きました。
とおるさんもいい人生経験をされた事でしょう。(電話も途中から人生相談になってましたし)
これから、とおるさんが暴走したらこう呼んで差し上げて下さい。
「お師匠様」と。
多分、これで暴走は止まるでしょう。
問題は解決しましたし、とおるさんとの仲も険悪にもなってませんから。
本当にサイトの閲覧者の方々にはお騒がせし、ご迷惑をおかけしました。
それだけは深くお詫びいたします。
3