骨まで調べて、年齢詐称をシャットアウト――。
16カ国が参加して、9月4日に静岡と福島で開幕するサッカーの17歳以下(U17)アジア選手権で、磁気共鳴断層撮影(MRI)検査が導入されることになった。
アジアの大会では年齢詐称を疑われるケースが後を絶たない。2年前の同選手権ではX線撮影による骨の審査で、パキスタンとイエメンの選手計12人が「実際の年齢はU17の参加基準を超えている」と判定された。その2カ国は今回、出場停止処分となっている。今回の検査では、無作為に選んだ各チーム3選手の骨年齢を調べる。
上位3カ国が、来年開かれるU17世界選手権(ペルー)の出場権を手にする今大会。「この世代で世界を経験することが大切」と気合が入る日本協会は、31日に20人の選手を発表した。
(04/08/31)
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