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新東名マラソン:9人が救急搬送、給水不足で脱水症状 主催者HPで謝罪 /静岡

毎日新聞 11月26日(土)10時47分配信

 来年初夏開通予定の新東名高速道路を使い今月20日に行われた「ふじのくに新東名マラソン」で、途中の給水所の水が足りなくなり、脱水症状を訴える参加者が続出、主催者が把握するだけでも9人が救急搬送されていたことが25日、分かった。主催者側は同日、ホームページ(HP)に経緯の説明と謝罪文を掲載、フルマラソンの参加者約4700人に同様の内容の手紙を送る予定という。
 大会は県や静岡陸上競技協会などで構成する実行委員会が主催。新東名の沼津市と富士市にまたがる区間で、2〜10キロの3コースと、フルマラソンに県内外から約1万人が参加した。
 実行委によると、4719人が出走したフルマラソンでは当初、スタートから5キロごとに計8カ所の給水所があると案内したが、実際には4カ所目を約23キロ付近までずらしたため、5カ所目以降も数キロずつずれ、給水所は7カ所に減らされた。
 午前9時半のスタートから約3時間後に4カ所目で、その約30分後には5カ所目(約27キロ地点)で給水所の水がなくなり、一部の参加者が十分な水分補給をできなくなった。当日の気温は富士市の11月の観測史上最高の26・5度だった。
 実行委は25日夜、ホームページで「予想以上の猛暑」や「スタッフへの指示徹底ができていなかった」ため水の供給が偏り、提供できなくなったと経緯を説明。紙コップやトイレットペーパーの不足もあったとし「ご参加の皆様方に心よりおわび申し上げます」とする謝罪文を掲載した。
 大会の勝又瑛逸実行委員長は「水の準備量や気温など、見込みの甘さが原因。参加者には誠に申し訳ない」と話した。【樋口淳也】

11月26日朝刊

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最終更新:11月26日(土)10時47分

毎日新聞

 

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