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事件
私物パソコンで調書を作成 静岡県警の巡査部長を減給
2011.11.25 17:14
静岡県警は25日、内部資料を自宅に持ち帰り、私物のパソコンで調書を作成したなどとして、掛川署地域課の50歳代の男性巡査部長を同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。巡査部長は「事件がたまって交番で処理しきれず、持ち帰ってしまった。申し訳ありませんでした」と話している。
県警監察課によると、巡査部長は3月から6月にかけて、自宅で私物のパソコンを使い窃盗事件などの実況見分調書や現場見取り図など14点を作成した。5月には、交番の公務用のパソコンに個人のUSBメモリーを入れて、実況見分調書を作る参考にするため、以前作成した調書2通を持ち出したという。
巡査部長が7月、自分のSDカードを公務用のパソコンに挿入したところ、ウイルスが検出されたため、自身が上司に報告して発覚した。
安本守男県警首席監察官は「再発防止と信頼回復のため、職員への業務管理・指導を強化して、規律の振粛を図ってまいります」とコメントした。
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