復興財源関連法案、衆議院を通過 来週にも成立の見通し 所得税は2013年から増税へ
東日本大震災からの復興費用をまかなうための臨時増税などを盛り込んだ復興財源関連法案が24日、衆議院を通過した。
被災地の津波によるがれきの処理や、道路など公共施設の復旧に必要なお金を全てまとめると、およそ9兆円が必要とされている。
その財源を確保するために、臨時の増税などを盛り込んだ復興財源関連法案が24日、衆議院を通過した。
これによって、復興への下支えが財源的にできるということになる。
この法案は、早ければ来週にも成立する見通しで、所得税は、2013年から増税ということになる。
増税によって、わたしたちの生活にどれくらい影響が出るのか。
財務省が出した試算によると、夫婦と子ども2人の家庭で、年収500万円の場合、所得税が年間1,600円増える。
そして、年収1,000万円の家族の場合は、年間1万4,000円増えることになる。
このほかに、住民税も扶養対象者などを除いて、1人につき1,000円増えることになる。
(11/24 17:23)