韓国 米とのFTA批准案可決
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韓国 米とのFTA批准案可決

11月22日 18時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

アメリカと韓国のFTA=自由貿易協定の批准を巡って韓国の国会で採決が行われ、野党側が強く反発して騒然とするなか、与党の賛成多数で批准案が可決されました。

アメリカと韓国のFTAを巡っては、韓国の野党が、韓国側に不利な条件が含まれているとして、こうした条件が撤廃されないかぎり、国会での審議に応じない構えを見せ、批准が当初より遅れていました。このため、国会のパク・ヒテ議長は、22日、議長の権限で委員会での審議を経ないまま国会の本会議を開き、批准案は採決にかけられました。これに対し、野党の議員らが「強行採決だ」として、採決に反発して駆けつけ、一部が催涙ガスをまくなど議場は騒然とした雰囲気となりました。こうしたなか、与党議員を中心に170人が出席し、採決の結果、賛成151人、反対7人と与党の賛成多数で米韓FTAの批准案は可決されました。