「TPP・自由貿易協定問題!」(7)
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「TPP・自由貿易協定問題!」(7)
「TPP」と書くと英語アレルギーの方は、分けも判らず反対と言う。故に「自由貿易協定問題」と副題を付けました。お互いの国益を踏まえ、お互いの国の間の、貿易を自由化にする為に協定を結ぼうとするものです。
その協定は21分野に渉り、関税の撤廃・知的財産権等多岐な問題を、一つ一つ解決して、お互いに納得できる時点で、協定を結ぼうと言うものです。参加各国がある程度の妥協は必要でしょうが、その国個有の国益に反する協定が結ばれるはずは決してありません。
それを恐れて、参加を躊躇する愚は避けなばなりません。現実に、カナダ・メキシコが交渉参加を表明しました。その上、インドネシア・パプアニューギニアも参加を前向きに検討していると言われています。
今、世界の半分に近い経済圏が出来上がろうとしています。日本は矮小な国土に、1億3千万人に近い人口が犇めき、何の資源も持たず、只勤勉な国民の努力によって、物作りに徹して貿易立国を目指す国です。
今朝の日経新聞によると『日・中で海上危機防止協議』が始まるという。「日・中両政府は東シナ海での不測の事態を避けるため、来春にも関係当局による定期協議を新たに設ける。」
「12月中旬の野田首相と胡錦濤主席との会談で合意する見通し、日本側は外務省や海上保安庁、水産庁資源エネルギー庁、防衛省の局長級が参加。昨年9月の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を踏まえ、危機管理の包括的な仕組みを整える。」
「玄葉外相は23日、北京で中国の楊外相と会談し、定期協議に関する大枠を話し合う。その後、日・中の実務者で細目を詰める運びだ。中国が包括的な協議に応じる背景には複数の要因がある。一つは民主党政権になって首相の訪中が初めて実現すること。もう一つは中国を取り巻く環境の変化だ。」
「19日にインドネシアで開いた東アジア首脳会議(サミット)では、米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)が中国による南シナ海への海洋進出をけん制。一方で日本は環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加を表明した。外務省幹部は「経済成長が政治基盤に直結する中国も『TPP』は無視できない」と話す。」(一部抜粋)
中国の態度の変化は歴然としている。過去には、一切無視してきた「東シナ海の安全保障問題」に足を踏み入れてきたことは、日本の「TPP交渉参加」表明が齎した望外な効果だと信じられます。
国内の些末な問題にかかずらっている暇に、世界は刻々と動いているのです。単なる「自由貿易協定」では考えられない成果が生まれつつあります。日本人は愚かな島国根性から一日も早く脱皮すべきでしょう。
日本人は大きく目を見開いて、世界の現状に考えを及ぼすべきです。日本だけが安全で、平和を満喫できると思うのは、大きな間違いです。自分の家庭だけが幸せであれば良いのですか!。
日本人だけが繁栄すればよいのですか!。世界の人口は70億人に達しています。世界中の人たちが、全員幸せになる道を探るべきでしょう。
確かに、理想と現実にはギャップがあります。
しかし、世界が自由貿易の恩恵を浴し、平和で安全で、清潔な生活が過ごせる社会に生まれ変わる切っ掛けを、この「TPP」で作りたいと思うのは、爺ばかりではないと思います。 熱海の爺
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>しかし、世界が自由貿易の恩恵を浴し、平和で安全で、清潔な生活が過ごせる社会に生まれ変わる切っ掛けを、この「TPP」で作りたいと思うのは、爺ばかりではないと思います。
貿易わ特段そのよおなことを目的として行われるわけでわありません。いわば単なる商行為に過ぎません。
当然に、商行為の集積が
>平和で安全で、清潔な生活が過ごせる社会
に結実するわけでわありません。
当たり前の話です。
また、
>社会に生まれ変わる切っ掛けを、この「TPP」で作りたいと思う
と勝手な願望をおっしゃいますが、具体的にわどのよおなメカニズムでTPPが
>世界
を
>平和で安全で、清潔な生活が過ごせる社会
にするのですか?因果関係・仕組みをご説明下さい。
2011/11/23(水) 午後 10:52
しおんさん、貴女は、日本の「TPP交渉参加」に賛成ですか!。反対ですか!。訳も判らず「英語アレルギー」で反対を叫んでいるのではありませんか!。
国内問題なぞ小さい・小さい!。国際社会は大きく動き出しています。中国の態度変更を見れば歴然です。本当の意味で「理想の世界平和」が訪れれば、「平和で安全で、清潔な生活が過ごせる社会」が訪れるのです。屁理屈を捏ねないで、大きな視野で世界を眺めてください。心からお願いします。
2011/11/24(木) 午前 9:30 [ 熱海の爺 ]