韓国人の7割「統一のためのコストは利益より大きい」
【ソウル聯合ニュース】韓国人の約7割が南北統一にかかるコストが統一による利益よりも大きいと考えていることが分かった。
大統領の諮問機関、民主平和統一諮問会議が23日、民間調査会社に依頼して実施した統一についてのアンケートの結果を明らかにした。
アンケートは今月初め、全国の成人男女1010人を対象に実施された。アンケート結果によると、回答者の70.6%が「南北統一にかかるコストが利益よりも大きい」と答え、残りは「統一がもたらす利益の方が大きい」とした。
南北分断が解消され、統一国家が誕生した後、国が発展し生活が良くなると思うかという問いには、52.5%が「そう思う」と答え、残りの47.3%が「そう思わない」と回答した。
統一され、よくなると思うことを問う質問には、「戦争の不安がなくなる」が41.1%で最も多く、「経済成長による生活の向上」(17.1%)、「統一民族としての自負心を持てる」(15.0%)、「生活および活動の範囲が広がる」(12.0%)などが続いた。
また回答者の75.4%が、「統一をめぐる韓国社会の対立は深刻だ」と答えた。
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