国民の医療研
本日、行ってきました。
報告するのは大変だなあと言うくらいの内容が豊富です。
今回は薬害イレッサ特集といっても良いのですが。
脱線を一つ。
国のやらせで学会がとんでもない見解を出したではないですか。
あのあと原告の家に、直接抗議の電話やFAXがもの凄かったそうです。
心無い人たちがいるんですね。
というか、本当のことが見えてない人がいかに多いのか、思い知らされます。
ネットのブログなんかでもちゃんと勉強もしないで上っ面だけで
知ったかぶりを正義面して書いている人がいます。
そういう行為がいかに原告を苦しめているのか、思い至らないのでしょうね。
こちらは夜なべしてその人のブログを読み込んでカキコをしたとします。
その返事がこちらのブログを読みもせず、せめて薬害の事なら
こちらの「薬害医療」の書庫くらい少し覗いてから返事をして欲しい。
その返事を読んで悲しくなりました。
上っ面だなっと。
反省もしました。
真実を伝えきれていない薬害弁護団や原告団がいけないのだなっと。
今日の国民の医療研を聞いてさらにその思いを強くしました。
さて本筋に戻り・・・
スケジュールは原告清水さんの訴え
水口弁護士のイレッサ訴訟の報告
渡邉知行(成蹊大学)からの法学者から見た問題点
別府宏国医師の医師の立場からの問題点
(国は本当は水戸みつくにのくに、漢字が出ない)
やらせ問題の経緯と問題点のてい談。
全部報告するのはボリューム的に無理や!!内容多すぎ!!
トピクッスだけ。
843名の間質性肺炎における死亡者の内訳
2002年 180年(但し7月〜12月の6ヶ月間)(1年換算ならば約360名なのか?)
2003年 202人
2004年 175人
2005年 80人
2006年 52人
2007年 38人
2008年 44人
2009年 34人
2010年 15人
2011年 23人
ちなみに2004年のほかの抗がん剤での死者数
テガフール・ギメラシル・オテラシルカルシウム 50人
パクリタキセル 43人 うち肺癌だけなら(16人)
ドセタキセル 40人 うち肺癌だけなら(16人)
シスプラチン 28人 うち肺癌だけなら(9人)
イマニチブ 26人
イリノテカン 25人
ゲムシタビン 19人 うち肺癌だけなら(4人)
フルダラビン 15人
シクロフォスファミド 13人
がん患者のベースの人数が違うので一概に比較は難しいのだが
それでもイレッサの175人が異常に多いことは見て取れるのではないだろうか?
国と企業が承認前に認識していた致死的間質性肺炎の副作用を
きちんと添付文書に記載しなかった事が問われていると思うのだが?
それが証拠に2005年位からは(警告欄に記載されたので)死者数が落ち着いた。
やらせをしてまで和解を拒否する国の態度は原発問題と全く一緒ではないのか??
ソリブジン事件の教訓により作られた添付文書の記載要領すら無視したことが原因なのではないのか?
クロロキンの最高裁確定判決をこけにするような東京高裁の不当判決はナンなのだ?
その源は厚労省のやらせ文書にあるのではないか?
高裁不当判決の論理は厚労省のやらせ文書の論理そのものだ。
やらせ問題は学会の体質を本当に表していて絶望的だ。
日本の医療は1000年以上遅れているのかもしれない。
こんなことでは医療現場には居られない・・・・・・・働けない。
もういいんだけどね。医療従事者じゃないんで。
なんか文章ボロボロ。
いままでに書いてきたイレッサ関連の記事を全部読んでもらえれば
今日のきちんとした報告になります。
もう哀しくて哀しくて書けません。書く気力もなくなりました。
こんな感じが延々100ページ以上!!!
やっと字が出てきたと思ったらイレッサの添付文書そのものだった。
ソリブジンは1ヶ月で15人死んだ所で回収が決定した。
せめて1ヶ月で対応していたら400人近くは死なないですんだぞ!!
それでも責任はないのか??
|