統一教の真実って何? に対する私の見解
「反省しない宗教団体である事は確かであると思う」 仰る通りだと思います。
「多くの信徒達が、日本の国民に迷惑をかけて逮捕されちゃっている。 まあ、多くと言っても、十数人くらいなんだけど…」 私は2007年に特定商取引に関する法律違反で逮捕されて前科一犯になりました。当事者の立場から統一教会の現実を公開したいと思います。
当時、私の所属する教会の礼拝会員は50人くらいでした。その中で、6人の統一教会員が逮捕されましたので、礼拝会員の10パーセントが逮捕された事になります。
その後、日本全国で特定商取引に関する法律違反や薬事法違反で多くの統一教会員が逮捕されましたが、統一教会に詳しいジャーナリストとして有名な有田さんのブログには50数名が逮捕されたと書かれています。
「そして、その信徒達の情報は聞こえてこない。もう信仰を止めているのだろうか?それとも、もっと信仰に燃えて、印鑑販売に精を出しているのだろうか」 逮捕された6人の内の2人は私と私の妻です。残りの4人は既成家庭の婦人が3人、マッチング家庭の婦人が1人です。私達夫婦は現在、二世教育を担当しています。残りの4人の婦人たちは最近は教会で見かける事はなくなりました。
でも、生活圏が一緒なので、たまにスーパーなどで会ったりします。共に逮捕された戦友の様な立場で「今どうしているの?」などと会話を交わしています。2年程前には逮捕された6人で集まって一緒に食事会をしたりもしました。
「給料もなく、印鑑販売をして、そして、逮捕だ。これほど理不尽なことがあるだろうか」
それは大きな誤解です。私が代表を務めていた店舗では、最低限の固定給と売り上げに応じたリベートをきちんと支払っていました。ただ問題としては、店舗の従業員は貰っている給料以上の献金を統一教会に捧げていましたので、実質的には統一教会に献金する為の店舗と言ってもいい状況だったと思います。時には、教会が店舗のお金を持ち出して、給料日に給料が払えないと言う事もありました。
因みに代表者である私は、ボランティアで名義を貸していましたので、代表者としての私の報酬は0です。しかし、会計に詳しい教会員から経理の指導を受けて、きちんと会計帳簿をつけて税務署に確定申告をし、税金も納めていました。店舗の利益は全て教会が持っていきました。
「すべてが、上からの命令で印鑑販売をしていたはずなのだが…教会の広報部は、決まって、教会とは関係ないという。彼らが好きでやった事…そういうニュアンスのことを言う。情けない組織だ」
仰る通りだと思います。私は店舗の代表者でしたが、私が始めたお店ではありません。当時の責任者(教域長と呼ばれていました)の依頼によって、店舗の代表者になりました。末端の信者である私が勝手にやった事ではありません。実質的には教域長が経営する店舗と言える状態にあったと理解しています。
しかし、そこには逃げ道があって、当時、教域長と呼ばれていた教会の責任者は、統一教会の職員ではありません。ですから、「信者が勝手にやった事」と繰り返し報道している広報部の主張は理論上は成り立ちます。これが、統一教会本部の物の考え方です。ですが、当事者の心情としてはとても理解できません。
「反省は全くなし。トカゲの尻尾きりだ」
仰る通りだと思います。問題が起こった場合は、結局、末端の信者である店舗の従業員や代表者が全て責任を取らなければなりません。統一教会の責任者は全く責任を取りません。因みに私が、前科一犯になって、留置所から釈放されて教会に戻って来た時には、事件が起こった当時の責任者はいなくなっていました。
「どこまでも犯罪集団になってしまったのだ。このレッテルは、もう脱ぐことはできないだろう」
レッテルと言うよりも、「犯罪集団そのもの」であると言うべきだと私は考えています。
「今も被害者が続出だ。これでもかこれでもかと献金を強要するから、今宵も、多くの信徒達が、お金の工面であっちこっちの知り合いにお金の無心をする」 仰る通りだと思います。
「そして、いつの間にか、反日意識に凝り固まった人たちが多く所属している」 仰る通りだと思います。原理教育においても反日教育になっているような気がします。私が調べた限りにおいては、604ページもある原理講論には、反日?と思えるように箇所はわずかに2行だけです。それなのに、原理講論に書かれていない反日の内容を統一教会内において教育するのは間違っていると私は思います。
「なぜ、反日団体になってしまったのだろうか」
私の推測では統一教会自体が共産化しているのが原因だと考えています。何故なら、反日教育を推進しているのは、左翼主義者や共産主義者だからです・・・
清平の先祖解怨に関しては私はよく分かりません。私はまだ一代も先祖解怨をしていません。でも、先祖から恨まれていると感じた事は一度もありません。
文先生の仰っている先祖解怨は別の意味ではないか?と私は考えています。何故なら、210代まで先祖を解怨・祝福するためには1000万以上のお金がかかるのではないでしょうか?そうであればお金持ちしかできないからです・・・
「統一教の公職者は、定年制だったのだ」
それは初めて聞きました。
「さて、ここに、教会員の人たちが日本の国民に迷惑(霊感商法でね。)をかけた例をあげてみる。そう裁判例なんだけどね」
私は統一教会が被告になっている裁判は非常に問題があると考えています。私が知っている限りでは、ほとんどが、お金の貸し借りが原因で裁判が起こっています。しかも、統一教会の信者が統一教会を訴えています!
この事から分かる事は、統一教会を被告とした裁判は、内部分裂である!と言う事です。つまり、統一教会は自分で作った問題に対処する能力がない事を物語っています・・・
裁判所は国家が設置し、裁判官は国家公務員です。統一教会の内部紛争を解決する手段として裁判を用いる事自体が日本国民に多大な迷惑をおかけしていると言えると思います。
裁判になる前に話し合いで解決できるように最前の努力をするべきだと思います!
※近頃、にほんブログ村統一教会カテゴリーにおいて、匿名による統一教会の批判はサタンのメッセージである?かのような記事を見かけました。
私は自分の書いている記事は、サタンのメッセージだとは思いませんので実名を公表する事にしました。
匿名での批判がサタンのメッセージになるのであれば、実名を公表した批判は神様のメッセージになるのでしょうか?
読者の皆様の意見をお願いします。
質問のある方は遠慮なくどうぞ・・・
※この記事は、基本的に私の実体験を元に書いています。作り話ではありません・・・
沖縄教区沖縄教会 中北部エリア所属
3万双祝福中心家庭 金城正彦
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