ザ・インタビューズ

こたえるよ

・こいつ、しゃべるぞ……ッ!
一梨乃みなぎ: ■同人サークル「ビテイコツハンター」の自転車漕ぎ係。小野塚小町大好き。

>(もし直接的に理由を聞きたいのなら、ボクにPixivやメアドなどでメッセージを送ってほしい!) こう言う受身的な考えばかりではなく、たまにはご自信からぶつかり合っていかないと 本当の友達なんて出来るわけないのではないですか? それでより険悪になるのならそれはそこまでの話ですが、 そこから腹を割って話し合ってこそ友達ってものじゃないですか? 本当は、自分に都合のいい居心地のいい空間が欲しいだけではないのですか?

 おっと!! キミがなぜそこまで感情的になっているのかわからないけれど……

 ボクは仲良くなりたい人にはもちろん自分からトライするようにはしている。
 自分からマイピクなどSNSの関係を持ちかけることもあるし、オフ会やイベントだけでなく、旅好きっていうのもあるけど、相手が許すなら直接相手の地元に出向いて顔をあわせて話すこともあるよ。

 キミが話すように、欲しいのはもちろん居心地の良い人間関係だ。
 自分に都合がいい世界だと言われたらそうだと思う、理想はあるけれど現実的な意味でね。

 だけど、何故闇雲にぶつかり合わないといけない??
 人によって考え方はあるとは思うし、そうではない人も居るという前提で話すが、ボク自身は仲良くなりたい人に対して、声を大にして相手の考えやテリトリーに干渉するのはあまり好きじゃないんだ。

 そうだね……これは部屋で誰かがうるさかったら「うるさいよ!」って注意するか、黙って部屋を変えるかの差に近いと思う。
 この場合ボクは後者だ。

 これは相手に「好きなものは好きで居て欲しい」し、ボク自身のそれで「考え方を変えて欲しくない」っていうのがあるのかもしれないね。

 もちろん、直接ボク自身が「こうだと思うんだよ!」って言う場面はあるし、そうしないといけない場面はあるよ!
 その部分は比較的ボクと近しい人なら理解しているんじゃないかな……そう思いたいね。

Minagi

友達増やしたいと言っているのは本気ですか?冗談ですか?フォロワーを何人もリムーブしておいて友達増やしたいと言っているのは虫の良すぎる話ですよね。

 そうだね、確かにボクに対してそう思っている人は少なくないと思う。
 キミの言うとおり、ボクはTwitterにおいて交流の有無に関係なく、フォロワーをリムーブすることは多々あるね。
 リムーブする理由は様々だが、政治的な部分による場合もあるし、個人的な理由の場合もある。
(もし直接的に理由を聞きたいのなら、ボクにPixivやメアドなどでメッセージを送ってほしい!)

 ボクと親しいつもりで接していて、突然リムーブされてしまったらショックを受けるだろうし、そのことはボクも理解できる。
 もちろんその気持ちを弄んでいるわけではないことは、この場ではっきり言っておくよ!!

 Twitterでの関係構築は、極めて近い距離感で有ることが多い。
 ボクと相手の感覚や思想が近しいものであれば、それは「空気」として、タイムラインは疑問も違和感もなく通り抜けていくものかもしれないが、そうでない場合、一方的に流れてくるタイムラインに居心地の悪さを感じてしまう場合も多い。
 人はツールによって、そういった目障りなツイートをする人を非表示にしたりして、相手の顔を立てているのかもしれないが、ボクは……そう言う傀儡的な関係を持つくらいならリムーブしてしまうね。

 人間関係はTwitterでの距離感が全てではないと思ってるからね。
 実際、Twitterでは付いて行けずリムーブしてしまった人でも、イベントでは挨拶に足を運んで挨拶をするようにしている方も多いんだ。
 もっとも、彼らがボクのそれを理解してくれてるとは、なかなか難しいものがあるかもしれないけれど……

Minagi

一梨乃みなぎさんの最終的な目標はなんですか?

 作りたい作品、自分の求める理想の作品を作ることだ。
 それはひょっとしたら漫画ではないかもしれないし、音楽や何かの造形物かもしれないし、更にはボク自身が直接腕を奮うものではないかもしれない。

 今は、絵を描いてマンガで物語を綴ることに夢中になっているけれど、将来の事まではまだわからないよ!!
 
Minagi

 

失礼ですが、差支えなければおいくつか教えてください。

 1982年生まれ、今年で29歳、来年で30歳だ。
 こないだ高校を卒業したと思ったら、もうこんな歳になっちゃったね(笑

Minagi

下書きにどれくらい時間をかけますか?

フルデジタルは苦手なのです…

「下書き」の工程をどこまで指すか?
 ――という解釈はいろいろあると思うけれど、ボクの場合は最初の絵のスケッチからラフを作るまではアナログの紙媒体で描いている。
 それをスキャンして、ペンを入れやすいように迷い線などを間引く「クリーンナップ」をある程度して、それからいわゆる 「清書」 ペン入れを始めるね。

 その 「ゼロから描き始めてペン入れを始めるまで」 の工程は……そうだね、絵によってかなりバラツキがあるけれど、同人誌の表紙や依頼モノの絵だと、大体3~4時間くらいだね。
 個人的なイラストや、落書き程度ならもっと縮められるし、小さい絵……例えばバストアップだったり、SDだったりしたら1時間を切ることも出来るね。
 あとは……その絵にどこまで手間をかけるか次第って感じだ。

 ボク自身は割とこの工程を丁寧にやるように務めている、あやふやな線やはっきりしない線をあまり作らないように意識してるね。
 それでも少し曖昧な部分が多少は出てくるんだけど……この下書きの部分で「ブレ」が大きくなるとペンを入れた時に下書きの段階と絵のイメージが異なってしまうケースが出てきてしまうんだ。
 いわゆる 「ペンを入れないほうが上手に見える」 ってヤツだね。
 ラフのスケッチ(下書き)からペンを入れてみると「イメージが変わってしまう!」って言う人は、もう一歩踏み込んで下書きを吟味してみると良いんじゃないかな?

Minagi

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