田沢氏は自分の就活のときにツイッター上で「ソーシャルメディアを使った仕事をしたい」とたびたびアピールしていたという。
またソーシャルメディアに関連する企業の人事担当者をツイッター検索で見つけてフォローし、そうした人たちの目に付きやすくする行動を取った。
その結果、企業の人事担当者から「うちはソーシャルメディアを使った事業を興したいのだけど、我が社に興味ありませんか」とツイッターを通じて連絡が来たという。
■学生も「見られる」覚悟を
逆に学生側も自身のツイッターアカウントが「見られる」ことも覚悟すべきだろう。学生を採用する企業側は20~30分間の面接に加え、学生のプライベート面も見たいものだ。
そこで企業によっては、応募者にソーシャルメディアのアカウントを書かせている例が増えている。今や「面接官は個人のツイッターやフェイスブックの書き込みを見て、学生の人間力を測っている」(「就活ゼミ」代表の有川智浩氏)と考えておくべきなのだ。
次回からはツイッターで自分をどうアピールするのがいいのか。その具体的な手法を紹介する。
(日経トレンディ編集部)
[日経トレンディ電子書籍『3分ツイッター新仕事術』の記事を基に再構成]
日経トレンディ電子書籍『3分フェイスブック』『3分ツイッター新仕事術』では編集部が多くの企業や専門家に取材して得た、現場の活用例を掲載、仕事の場での使い方やマナー、注意点を解説している。
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