十勝毎日新聞社ニュース
ばんえい競馬で萌えたアイドルマスターファン
2011年11月21日 14時27分
競馬場に集合したゲームのプロデューサーらが協賛のレースで優勝したカネサブラック号(松田道明騎手)と記念撮影
若者らに大人気の育成ゲーム「アイドルマスター」と、ばんえい十勝が連携した公営競技初のイベントが20日、帯広競馬場で多彩に行われ、全国から集まった「プロデューサー」(育成ゲーム参加者)ら約200人が踊って歌って競馬を満喫、競馬関係者もコスプレで参加して盛り上げた。不況知らずで多メディアに発展する“萌(も)え系”ゲーム業界と、世界で唯一のばんえい競馬はアイドルの歌詞「とかちつくちて」を縁に関係が始まり、さらに絆が深まった。ばんえい関係者とゲームファンは「来年も一緒に」と口をそろえた。
とかちむらの女性職員もコスプレで参加
オッズパーク・ばんえい・マネジメントの広報担当もコスプレ
ファンは前日から競馬場に入って準備。全国から寄せられた花のスタンドで場内を飾り、各レースのパドックを紹介するテレビ映像にはアイドルが動画で登場した。全12レース中9レースを協賛して第10レースの「ばんえいアイドルマスター記念」ではアイドルの声で「走るわよー」とオリジナルファンファーレをスタート前に流した。
誘導馬にコスプレで騎乗した寄木由紀厩務員
エージェントを踊る着ぐるみリッキーに大歓声
この日の競馬場は同時開催の「とかち食彩祭」との相乗効果で、4310人の入場者でにぎわった。