冴えないアラフォー男がモテモテになる方法って？

ひと昔前には“ちょいワルオヤジ”や“カレセン(枯れ専)”が流行ったけれど、ミドルエイジのモテ事情はそうそう華やかじゃない。かつてあったはずの夢や情熱は次第に薄れ、人生の安定期に満足しているアラフォー男たちが、ただの退屈なオヤジと化してしまっている現象はそこかしこで見られるもの。じゃあ、そんな男たちはどうしたらモテ男になれるのか？ その具体例を学べるのが、実力派俳優共演によるロマンスコメディ『ラブ・アゲイン』(11月19日公開)だ。『40歳の童貞男』(05)のスティーブ・カレルが、冴えないアラフォーからモテ男に変わっていく様を実践してくれている。

【写真】変身すれば、こんな感じでセクシーな女性から迫られるように！

主人公は、若い時に結婚し、可愛い子供やマイホーム、仕事にも恵まれた40代男のキャル。これだけ聞けば、何が悪いわけでもない真面目な中年男に見える。だが、よれよれのポロシャツにチノパン、古びたスニーカーといった、おしゃれよりも楽チン的スタイルが物語っているかのように、人生に刺激や欲望がなくなってきたことに気付いていない。そんな彼が、愛人をつくった妻から離婚を切り出され、一念発起！　男性としての魅力、そして人生を取り戻すべく奮闘していく。

妻に愛想を尽かされた“退屈なオヤジ”から“スマートな紳士”へ。キャルが華麗な変身をとげる過程は、まるでモテ男講座を見ているようなおもしろさだ。なにしろ指南役は、夜な夜なバーで出会った女性を“お持ち帰り”している30代のプレイボーイ、ジェイコブ。ライアン・ゴズリング演じる彼は「あんたぐらいの年齢の男は、16アイテム買い換えるだけでいい」と言い放ち、洋服、靴などのファッションから、財布や時計などの小道具、さらにはスキンケアなどのアンチエイジングにいたるまで徹底指導。さらには、口説き文句や落とせる女性の見分け方、誘い方まで細かく伝授してくれるのだから、男性はもちろん、女性も興味深く見られるはずだ。

かくしてキャルは、モテ男へと変身し“お持ち帰り”もできるようになるのだが、それだけに終わらないのが本作のキモ。外見が垢抜けてナンパの達人にもなったキャルには、妻の愛を取り戻し、人生を変えるために何が必要なのか？　その答えは、もちろん映画のなかにあるから、ご安心を。モテたい人から、マンネリ気味のパートナーを変身させたい人まで、愛を手に入れたいすべての人は、ぜひ劇場へ！【トライワークス】


【関連記事】
「ラブ・アゲイン」の作品情報を見る （MovieWalker）
ジャスティン＆ミラがセフレに！ 男女の友情はセックスありで成立する？ （MovieWalker）
エバ・メンデスとライアン・ゴズリングが交際？ （MovieWalker）
オスカー女優ナタリー・ポートマンが見せるセクシーな艶技とは？ （MovieWalker）
『恋とニュースのつくり方』脚本家のアライン・ブロッシュ・マッケンナ「カップルで楽しんでほしい！」 （MovieWalker）