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巨人:渡辺球団会長「法廷闘争なら負けたことがない」

渡辺恒雄・巨人球団会長
渡辺恒雄・巨人球団会長

 プロ野球・巨人の球団人事をめぐり、清武英利前球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM=61)が、渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆=85)を批判し、解任された問題で、渡辺会長が21日、報道陣の取材に応じた。11日に清武氏が最初の会見を開いて以降、渡辺会長は反論の談話は発表したが、直接取材に答えるのは初めて。

 渡辺会長は、清武氏が解任に関し法的措置を検討していることについて、「こっちが法廷に持っていくよ。10人の最高級の弁護士を用意している。法廷なら我が方の最も得意とするところだ。俺は法廷闘争で負けたことがない」と受けて立つ構えを見せた。清武氏が「渡辺会長がコーチ人事に不当に介入した」と主張している点については、「いずれ物件(物証)を見せてみんなに説明するよ。でたらめだよ。そんなことないんだよ。彼に(人事の)許可をしたことはない」と反論した。

 東京都内のホテルで会食後に取材に応じた渡辺会長は、殺到した数十人の報道陣に「清武より暴力的じゃないか」と軽口を飛ばし、車で立ち去った。【立松敏幸】

毎日新聞 2011年11月21日 23時00分(最終更新 11月21日 23時42分)

 
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