北九州市で片足カエル46匹 ヤゴが食べた?原因調査へ北九州市は18日、同市八幡東区を流れる板櫃川の約100メートルの範囲で、体長2~3センチのツチガエル97匹を捕獲したところ、46匹に片足が無かったと発表した。ヤゴが食べたか、遺伝子異常や化学物質の影響などが考えられるが、人為的に切られた可能性はないという。 市は発見現場付近の水と泥を分析しており、7月には専門家らで構成する検討委員会を設置して原因究明を進める方針。 市の環境分野顧問の小野勇一・九州大名誉教授(動物生態学)は「狭い範囲内でこれだけ高確率で異常が見つかるのは大変珍しい」としている。 市によると5月8日、市立自然史・歴史博物館に市民から「足のないカエルを捕まえた」と情報提供があった。学芸員が3日かけて捕獲したカエル90匹を調べたところ、45匹の後ろ足の片方が完全に無かったり部分的に欠けていた。 【共同通信】
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