経済「理屈なく反対、困った発言」米倉経団連会長が孫ソフトバンク社長を批判2011.11.21 18:36

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「理屈なく反対、困った発言」米倉経団連会長が孫ソフトバンク社長を批判

2011.11.21 18:36 財界

 経団連の米倉弘昌会長は21日の会見で、ソフトバンクの孫正義社長が経団連の理事会で原発再稼働優先の提言に異を唱えた問題について「理解に苦しむ」と強い不快感を示した。

 「(理事会の前の)エネルギー委員会でソフトバンクの代表の方も意見を言われ、誰からの賛同も得られず結局は原案通り採択された」と指摘。「ちゃんとした理屈もなく反対だというのは困った発言だ」と批判した。

 経団連会長が会見で加盟企業を批判するのは異例。孫社長は意見が取り入れられなければ経団連からの脱会も示唆しているが「ご本人が考えること」と突き放した。

 ソフトバンクは福島第一原発の事故後、太陽光発電など自然エネルギー事業への参入を表明。一方、経団連は11日の資源エネルギー委員会で「安全性の確認された原発は再稼働が重要」とした提言をまとめ、15日の理事会で了承を求めた。

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