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政治
震災後の地方選 「民主退潮」顕著に 「与党有利」の神話崩壊?
2011.11.21 22:28
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東日本大震災のため統一地方選から延期された被災3県の県議選は、福島県議選の投開票が20日行われたことですべて終了した。民主党は、3県議選ともに改選前議席を割り込み、統一地方選からの退潮傾向が顕著となった。「災害後の選挙は与党に有利」とされるが、民主党政権は震災対応への不備から“神話”を崩壊させてしまった。
民主党は福島県議選(定数58)で改選前から1減の15議席。小沢一郎元代表のおひざ元で「民主王国」とされる岩手県議選(同48、9月11日投開票)でも1減の22議席と後退した。
宮城県議選(同59、11月13日投開票)では、安住淳財務相の地元、石巻市・牡鹿郡の選挙区で現職が落選するなど改選前から2減の7議席となった。
これだけではない。民主党は岩手県知事選(9月11日投開票)と山形市長選(9月18日投開票)では推薦の現職が勝ったが、仙台市議選(8月28日投開票)では2議席減らした。渡部恒三最高顧問の地元である福島県会津若松市長選(8月7日投開票)でも民主党支援候補が敗れた。
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