岩手のニュース

1箱110万円「江刺りんご」盛岡の業者、沿岸被災地に寄贈

1個約4万円の「江刺りんご」を手にする(左から)中村局長、畠山社長、碇川町長

 岩手県産リンゴの高級ブランドとされ、初競りで1箱(10キロ、28個入り)110万円の過去最高値で落札された「江刺りんご」が16日、東日本大震災で被災した県沿岸の12市町村などに寄贈された。
 寄贈したのは盛岡市の食品卸小売業「賢治の土」。畠山武志社長が、釜石市の県沿岸広域振興局を訪れ、中村一郎局長と大槌町の碇川豊町長に届けた。リンゴは12日、盛岡市中央卸売市場で競り落とした。
 江刺りんごの品種は「サンふじ」。奥州市の岩手江刺農協りんご部会の生産者の中でも、厳選された農家が栽培した最上級品。12市町村に2個ずつ配られ、釜石市社会福祉協議会などにも贈られる。
 畠山社長は「被災した方々を励ましたい思いで落札した」と説明。碇川町長は「元気を頂いた。多くの町民にお披露目したい」と感謝した。


2011年11月17日木曜日


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