最高値の江刺リンゴ 被災地へ (2011年11月16日 18:31 更新)
先日、過去最高額となる1箱110万円で落札された江刺りんごが震災で被災した沿岸の市町村に贈られる事になり、きょう釜石などに届けられました。リンゴを贈ったのは農産物の販売などを行う盛岡市の会社「賢治の土」です。きょうは「賢治の土」の畠山武志社長が釜石の沿岸広域振興局を訪れ、中村一郎局長と大槌町の碇川豊町長にリンゴを手渡しました。このリンゴは先週土曜日に盛岡市中央卸売市場で行われた初競りで、過去最高となる10キロ1箱で110万円の値をつけた「サンふじ」です。畠山武志社長は「日本で一番高いサンふじだと思います。そういう地元のものを賞味していただいて、再度元気を出して、復興に向けて少しでも取り組みのエールになれば」と話していました。大槌町碇川豊町長は「生産者の皆さんの思いがこもったリンゴだと思っております。それに恥じないように頑張っていきたい」とお礼を述べていました。大槌町役場の仮庁舎に届いたリンゴはさっそく町民課の窓口に飾られ、職員や役場を訪れた町民が香りや手触りを楽しんでいました。きょう贈られた28玉のリンゴは2玉ずつ分けられて、津波で被災したほかの沿岸市町村にも届けられます。
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