マイクロソフトが教育機関と契約を結ぶなんて、そいつは悪魔が子供に毒入りキャンデーを売っているようなものだ。
なんて言葉がアメリカでは言われているようですが、どうも日本ではその手のお偉いサンたちの集まりの委員にMSKKの古川会長がさっそうと名を連ねているようです。
そう言えばゲイツ君もちょっと前寄付関係で似たようなことをした気がしますが、しかしMSみたいなチンピラ会社に子供まかせるなんてそれこそ教育上悪いと思いませんですかね。他人を陥れる方法とか、カンニングの方法とか、そんなよこしまな事ばっかり教えられても困りますし。
いやいや、MSの事だからそのうち、
「今の生活ができるのも〜、みんなゲイツ様のおかげです〜」
なんてヘンな歌を練習させられたりして。まぁ今や自分とこの社内ですら無茶苦茶になってなりふり構わなくなっているゲイツ君ですから、全然洒落になっていないかもしれませんね。そう言えば、こないだの日曜日に載った日経新聞の「MS崩壊のシナリオ」っていう記事、これ結構評判になりましたね。実は私はまだ読んでいないのですが、その中に、
・ストックオプションの行使額と株価の差額を人件費とみなすと赤字に転落しており、権利未行使額が総資産を上回った
というのがあったようです。なるほど、考えてみればそうかもしれませんね。
でも、もしそうならMS社員なんて早いとこ自社株売り払って会社やめた方が絶対得ですよね。どうせペテンとセクハラしか能が無いような会社だから、これ以上この会社にいてもいるだけ人間として害じゃないでしょうか。私なんかもMS社員見たらああこいつもセクハラやってんだなぁってどうしても思っちゃいますもの。ま、何も反論して来ない所見ると例の件は間違いなく本当のことなんでしょうね。まぁ都合が悪いことにはだんまりを決め込む会社だからしょうがないですけれど(笑)。とりあえず今回は許してあげますけど、全く成毛ちゃんも社員教育一つマトモにできないんだから困りますよね。それとも、やっぱり誰かさんに似たんですか(笑)。さて、今週もいろいろ面白い情報を頂いていますが、これも某有名企業の方から結構笑える情報を頂きましたのでご紹介させて頂こうと思います。
先日Visual Studio97からVisual Studio6.0にアップグレードし たときのことです。そのパソコンには重要なデータは入っていなか ったのでVisual Stuidio97を全てアンインストールしてデータも削 除してごみ箱に移動しました。そしてVisual SourceSafe6.0のセッ トアップをはじめたところ以前のバージョンを検索しはじめました。 当然新規のインストールになるのかと思いきやなぜか以前のバージ ョンが見つかってしまいました。しかもインストールディレクトリ は見たこともないディレクトリでした。おかしいと思ってよく調べ るとなんとそこはごみ箱の中でした(C:¥RECYCLER¥...)。あわてて 終了して、ごみ箱を空にしてセットアップをやり直しましたので実 害はなかったのですが、もしそのままセットアップを続けていたら どうなっていたのでしょうか。ごみ箱の中にインストールをして、 空にするときに重要なデータをアプリごと消されてしまっていたかも しれません。これは傑作ですね。しかしゲイツ君いくら世界征服を企んでいるからって、ゴミ箱の中まで征服することもないだろうにさぁ(笑)。まったくそんなにゴミが好きならワードのソースコードの中身でも覗いてた方がよっぽどゴミにありつけるだろうに。ま、類は友を呼ぶと申しますが、さしずめゴミはゴミ人間を呼ぶ、ってな所でしょうか。
後日MSのホームページを見ていたらVisual C++のメモリリークの バグについての記述がありました。どうもゲイツ君はごみ拾い(= ガベコレ)よりもごみ箱あさりに興味があるようです。こうなった らはやくLinuxに完全移行してたまりにたまったMSのごみCDとごみ マニュアルをゲイツ君にプレゼントしてあげたいです。さて、今日の話題ですが、ちょっと軽めの話題をお送りしましょう。お題は「歌」です。
そう、歌は世につれ、世は歌につれ、なんて申します通り、悲しい時、つらい時、嬉しい時、いつもそこには歌があったことでしょう。これはこの業界でも決して例外ではないのです。ほら、さっそうと歌を歌えば、そんなバグもどこかへ飛んでいってしまいます(嘘です。ちゃんと直さねばなりません)。そんな歌の数々を、今日はご覧頂こうかと思います。
- 2000年対応の歌
これ、実はつい先日(2/12)のJamJamの記事に載っていたんですが、なんか凄く面白かったのでご紹介します。2000年対応の歌というものができたそうで、その名も「Y2K」。かなり前のVillagePeopleのヒット曲YMCAをもじったものらしいんですが、いや〜とうとう歌まで出ましたか。なんでも元サンの社員の方が作ったらしいのですが、とくにサビの所の台詞なんて泣かせますね。
これ、ぜひ日本でも西城秀樹さんに歌って頂きたいものです。もちろん例の振り付きで。え?ヒデキもう年だからちょっときついって?そうですかじゃぁ是非我らがアイドル成毛ちゃんにご登場願うと致しましょうか。そうですねバックコーラスに西和彦とか孫正義とか、田中亘とかあそこらへんの連中をつけて、「成毛真とゴマスリマガジンズ」なんて名前で売り出すってのはどうでしょ。ひょっとしてWindow2000なんかよりよっぽど売れるかもしれませんよ。
- CSKの歌
もう歌好きと言えばこの人を忘れてもらっちゃ困ります。大川会長です。以前も会社の金で自分のCDを作って社員にそれを押しつけるなど、しっちゃかめっちゃかのご乱心ぶりをお伝えしたばかりなのですが、実は今年とある筋からCSKの手帳なるものを頂いてしまいました。これがもう大爆笑です。
まずページを開くと1ページ目からズドーンと「燃える集団CSK〜」という歌詞で高らかに始まるCSK社歌がご登場です。その他にも、CSK第2社歌、大川功の歌、社歌に準づる歌(なぜか東京ラプソディ)などがもう所狭しとご登場。全部でなんと18曲もの歌が記載されています。たかが会社の手帳になんでこんなに歌がこれでもかと載っているんでしょうか。やはりこれは、大川天皇の偉大なるお力の賜物なのでありましょう。
で、その中でもたいへん傑作な歌がありましたのでちょっとだけご紹介しましょう。その名も「CSKズッコケ音頭」。
いや、私決してふざけて書いているんじゃないんです。本当にこんな歌が大まじめで五線譜入りで載っているんですよ。
で、題名が題名なら歌詞も凄い。参考までに一番の歌詞は「オペミス出ました、徹夜だよ」で始まり「ああむさ苦しい、むさ苦しい」で終わります。歌となると著作権のからみがかなり厳しいので、これ以上詳しくご紹介できないのが大変つらい所なのですが、ねぇCSKさん。この曲自社サイトで公開しません?ぜったいウケますよこれ。メロディーも覚えやすいし。
私が自分で歌ってそのサウンドファイルを公開する分には著作権のからみも多分無いと思うのですが、さすがにそこまでする勇気もありませんので(笑)、ぜひこれはCSKさんの英断を願いたい所ですね。お待ち申し上げております。
- MS俳句
さて、最後は歌は歌でも和歌とか俳句の世界のお話です。
最近ちょっと面白いサイトを見付けたのでご紹介することにしましょう。例のMSの司法省問題関連で、Microsoft Antitrust HAIKUというのが公開されていました。
実は、HAIKUなんてものがわりと海外でも一般的なものであるというのは、私不勉強にして今まで全然知らなかったのです。まぁ、例のスペースシャトルの向井さんみたいに、短歌の下の句を募集したらクリントン大統領がそれに応募したなんて位だから、考えてみると割りとTANKAもHAIKUも海外でも良く知られたものなのかもしれないですね。でも、あれ応募された下の句もなんかつまんないですよね。まぁ、上の句もつまんないんだけど(わー!言っちゃったぁ!)
私ならこんなのを応募しようかと思ってたんですが、どんなもんでしょ。
ぜひこれ、歌心が無い、なんて言っていた小渕首相に高らかに詠み上げて欲しかったです。
- 「宙返り 何度も出来る 無重力 それにつけても ワードのひどさよ」
- 「宙返り 何度も出来る 無重力 うちのNT 今日もリブート」
ところでそもそも俳句にしろ短歌にしろ、ああいったものって言葉を凝縮するわけだから、なかなか難解で解説が無いと何がなんだか解らないものってのが多いですよね。で、上で紹介されたMSアンチトラスト俳句での特選になったのが、以下のもののようですね。まず最初はこれ。
Innovation, like直訳すると
a river, must be restrained
to produce power
技術革新とは、川の流れのようなものだ。
締め付ければ締め付けるほど、勢い良く流れ出す。
てな感じだと思うのですが。要は、MSを野放しにしておくと、技術の進歩も何もないぞ。だから規制は必要だぞ、ってな所かな。まあ上手いと言えば上手いのかもしれませんが、なんか天声人語にでも出てきそうな感じでお上品でつまんないですね。それよりか、もう一つの特選の句、
Honorable Judge,の方がいくらか面白いですね。これも直訳では
How can you write your decree
Without our program?
公明正大な判決もいい。でも、
俺達が作っているプログラムが無かったのなら
どうやってその命令文を書くんだい?
てな所ですか。つまりお前らだってWindowsでワード使ってんだから、出しゃばるんじゃない、なんて言う意味なんでしょうね(笑)。
- 補足:Honorable Judge、というのは、判決のことではなくて、裁判長閣下!という呼びかけとのご指摘を頂きました。いや〜はずかしい。どうもありがとうございました。
まあでも、純粋に深く考えなくても楽しめるのは、下の方にある。
It does not matterとかですかね。
where you want to go today
we are in control
しかし、これ日本語でこの手の俳句(というかこれは川柳だなこりゃ)を作ろうと思うと難しいですねさすがに。いや、こんな日本古来の文化を持ってして、たかがアメリカ人に遅れを取るようではいかんではないですか!!そうでしょうみなさん!!そう思って、私も無い頭を絞って、いくらか考えてみました。どんなもんでしょ。
1.NTを 入れたら最期 基幹LAN
2.聞き飽きた 「バグじゃないです 仕様です」
3.「こちらでは 再現しません」嘘つくな
4.2000年 ゲイツも自ら 山籠もり
5.今年こそ 今年こそだと 早4年
6.「おっ安い!」それが地獄の 一丁目
7.名前だけ め新しそうな ソフト出し
第4句。2000年になると、あらゆるコンピュータが誤動作を起こすため、都市機能が麻痺し災害が多発する、そのため山に篭もるという人が実際にいるようです。
第5句、言うまでもなく、WindowsNT5.0のこと。もはやCoplandは敵ではない(笑)?
第6句、NTサーバーと商用UNIXを比較して、値段だけでNTを選んでしまったシステム担当者の末路は、聞くに耐えません。
第7句、Windows98。名前だけなんか新しそうだけど、実際は全然進歩してない(というか、むしろ退化している)というのはご承知の通り。
さて、今日はちょっと趣向を変えまして、「歌」というお題でお話させていただきました。まぁこの手のやつ、特に最後の俳句とか短歌とかは、まだまだ作れば面白そうなのがありそうです。みなさんも作ってみませんか?そうですね、いっぱいたまったら和紙に書いてまとめてのし付けてゲイツ君に送ってやりましょうか。いや、絶対に喜んでくれると思うな。「オー!スーパークール!ジャパニーズハイク!」なんて言って。ひょっとしたら勘違いして下の句を付けてくれるかもしれませんしね(笑)。それでは、また来週まで。ごきげんよう。
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