「政策仕分け」始まる
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「政策仕分け」始まる

11月20日 12時8分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

政府の行政刷新会議が、国の政策や制度の問題点を検証し、改革案を提言する「政策仕分け」が20日から始まり、蓮舫行政刷新担当大臣は、今回出された提言を、今後の政策に反映させていきたいという考えを示しました。

政府の行政刷新会議による「政策仕分け」は、これまで「事業仕分け」で行ったむだの洗い出しに加え、政策や制度そのものの問題点を検証して改革案を提言するもので、20日から、東京都内の会場で一般に公開して始まりました。冒頭、蓮舫行政刷新担当大臣は「今回の政策仕分けで取り上げるテーマは、待ったなしに結論を出さなければならないものだ。国民に見える形で議論して、政府として議論の結果を進めていきたい」と述べ、今回出された提言を今後の政策に反映させていきたいという考えを示しました。このあと、国会議員と民間の有識者の「仕分け人」による作業が始まり、初日の20日は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原子力政策が取り上げられています。この中では、日本のエネルギー関連の研究開発予算のうち、原子力関連がおよそ7割を占め、世界の中で最も高くなっていることが指摘され、今後の予算配分のあり方などについて議論が行われています。午後には、原子力政策を所管する枝野経済産業大臣らが議論に加わり、具体的な改革案を検討することにしています。