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【むかわ】シシャモ漁終了 総水揚げ30トンに及ばず鵡川漁協
(2011年 11/9)
思うように伸びなかった今季のシシャモ漁=8日、鵡川漁港 |
むかわ沖で10月1日に始まった今季のシシャモ漁が、8日終漁した。鵡川漁協(長谷川光一組合長)によると、当初の予測では豊漁が期待されたものの、期間中の水揚げ総量は29.9トンと30トンに及ばず、前年の4割程度。販売総額は約4600万円にとどまった。不振の原因として水温の高さなどを指摘する漁業関係者も多いが、今のところは「よく分からない」のが本音のようだ。
最終日の8日も、鵡川漁港に水揚げされたシシャモは796.2キロ。「いやぁ、今年は盛り上がりがないまま終わったよ」。関係者たちの苦笑いが見られた。今年の漁は、例年に比べて早かった昨年よりも、さらに1日前倒しで10月1日に解禁した。資源確保の観点から日曜日を自主休業とし、しばらく午前中のみの操業も徹底した。
漁開始から最長40日間は操業が可能だが、遡上予測なども勘案して今月4日、終漁を8日に決めた。今季は実質的な操業日数は27日間。このうち漁獲量1トン台が計10日、2トン台は計2日。3トン台は10月4日(3.27トン)の1日だけだった。ブランド力に品薄感が重なって、1キロ当たりの平均単価は1535円と前年の1330円を上回った。残念ながら総額の比較で前年の5割に満たなかった。