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衆院サイバー攻撃 全議員のIDなど流出か
衆議院のコンピューターが外部からサイバー攻撃を受けた問題で、衆議院は「全議員のIDとパスワードが流出したと推測される」とする報告をまとめた。
対策本部がまとめた報告では、不正なメールが3台の議員のパソコンに送られ、うち1台のパソコンがファイルを開封したことでウイルスに感染し、「全議員のIDとパスワードが流出したと推測される」としている。また、7月末に感染してから9月7日までの間、メールが外部から盗み見された可能性もあるという。一方で、ウイルスはサーバー4台などに感染し、さらに他の25台の議員のパソコンに感染したが、これらのパソコンからのデータの流出は、「確認できない」としている。
なお、参議院でも、議員13人に貸与したパソコン29台が8月から10月にかけて、不正なサイトに強制接続させられていたとする中間報告を発表している。
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