レコ大各賞発表、EXILE辞退で大賞は混戦　AKB48ら今度こそ？

　第53回日本レコード大賞（日本作曲家協会主催）の各賞が18日に発表され、大賞候補となる優秀作品賞には西野カナ「Esperanza」、KARA「GO　GO　サマー！」、AAA「CALL」、JUJU「この夜を止めてよ」、水森かおり「庄内平野　風の中」、氷川きよし「情熱のマリアッチ」、FUNKY　MONKEY　BABYS「それでも信じてる」、AKB48「フライングゲット」、東方神起「Why？（Keep　Your　Head　Down）」、いきものがかり「笑ってたいんだ」が選ばれた。

　一部報道では、4連覇がかかったEXILEはレコード会社からの辞退申し出により選考からもれたようだ。このため、昨年、大賞を期待されながらも逃した、いきものがかりや、AKB48、AAAの大賞獲得に期待が集まる。また、韓国勢からは昨年のBIGBANGに続き、大本命ともいわれるKARAがノミネート。ほかにも常連組みの氷川きよし、水森かおりや、カバー曲でヒットを飛ばしたJUJU、若者から絶大な人気を誇る西野カナ、メンバー再編から復帰を果した東方神起など、激戦になる見通しだ。

　一方、最優秀新人賞候補の新人賞には、伊藤美裕、SUPER☆GiRLS、2NE1、Fairiesが選ばれた。昨年はハロー！プロジェクトがスマイレージで最優秀新人賞を奪還したが、今回はハロプロからの選出はなく、アイドルグループ戦国時代と言われるなかで疾風の如く登場し人気をさらったFairiesやSUPER☆GiRLSに期待が集まる。また韓国勢としては一昨年、BIGBANGが最優秀新人賞を獲得しており、2NE1で巻き返しを図る。

　最優秀歌唱賞には坂本冬美が選出された。なお大賞および最優秀新人賞は12月30日午後6時から生放送されるTBS系テレビ「第53回輝く！日本レコード大賞」で決定する。（編集担当：武田雄樹）

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