坂本冬美に「最優秀歌唱賞」　レコ大　各賞＆ノミネート曲発表

　第５３回日本レコード大賞は１８日、今年の大賞候補となる優秀作品賞のほか、新人賞、最優秀歌唱賞などの各賞を発表した。１２月３０日に大賞と最優秀新人賞を決める。

　最優秀歌唱賞には、近年、カバー曲のヒットなどで新境地を開き、注目を浴びている坂本冬美（４４）が選ばれた。

　優秀作品賞は、ＡＫＢ４８の「フライングゲット」、東方神起の「Ｗｈｙ？（Ｋｅｅｐ　Ｙｏｕｒ　Ｈｅａｄ　Ｄｏｗｎ）」、西野カナ（２２）の「Ｅｓｐｅｒａｎｚａ」など１０作品。新人賞は、Ｆａｉｒｉｅｓ、２ＮＥ１ら４アーティストを選んだ。

　１２月３０日は授賞式などの模様を東京・初台の新国立劇場からＴＢＳ系で午後６時半から生放送する。

　＜主な受賞は次の通り＞

　【最優秀歌唱賞】

　▽坂本冬美

　【優秀作品賞】

　▽「Ｅｓｐｅｒａｎｚａ」＝西野カナ▽「フライングゲット」＝ＡＫＢ４８▽「ＧＯ　ＧＯ　サマー！」＝ＫＡＲＡ▽「ＣＡＬＬ」＝ＡＡＡ▽「この夜を止めてよ」＝ＪＵＪＵ▽「庄内平野　風の中」＝水森かおり▽「情熱のマリアッチ」＝氷川きよし▽「Ｗｈｙ？（Ｋｅｅｐ　Ｙｏｕｒ　Ｈｅａｄ　Ｄｏｗｎ）」＝東方神起▽「それでも信じてる」＝ＦＵＮＫＹ　ＭＯＮＫＥＹ　ＢＡＢＹＳ▽「笑ってたいんだ」＝いきものがかり

　【新人賞】

　▽伊藤美裕▽ＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳ▽２ＮＥ１▽Ｆａｉｒｉｅｓ

　エイベックス・エンタテインメントは、所属のＥＸＩＬＥについて、レコード大賞の受賞候補となることを辞退すると発表した。

　２００８年から３年連続で大賞を受賞しているＥＸＩＬＥだが、同社は「（ＥＸＩＬＥは）本年度は『日本を元気に』をテーマに活動してまいりました。彼らの活動指針や、日本の音楽文化のさらなる発展と向上を鑑み、熟考を重ねた結果、本年度は受賞候補となることを辞退させていただきます」としている。また、同様の理由で、同社はＥＸＩＬＥについて年内に行われる国内の全ての音楽賞の受賞候補となることを辞退する意向という。