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管理下にない放射性同位元素の発見について(個人宅)

  • 放射線障害防止法
  • 2011年11月16日 第1報
平成23年11月2日(水曜日)夕刻、世田谷区内の個人宅の箱から放射線が検出された旨の連絡があり、調査を行ったところ、ラジウム226・約16キロベクレルの放射性同位元素が確認され、11月16日(水曜日)午前に専門業者への引渡しが行われました。

1. 発見場所

世田谷区上馬

2. 発見対象物

核種

ラジウム226

数量

約16キロベクレル

状態

放射性同位元素がガラス管(直径約5ミリメートル、長さ約5センチメートル)に入れられ、紙製の箱(約20センチメートル×約5センチメートル×高さ約2センチメートル)に入れられている状態。

3. 経緯

(1)平成23年11月2日(水曜日)夕刻、世田谷区の個人から文部科学省に対して、同個人宅に4~5年前からある「發光塗料」と書かれた紙製の箱から放射線が検出された旨の連絡があった。当該箱には、ガラス管、ふで及びパレットが入れられているとのこと。

(2)これを受け、当省から職員を派遣し、箱から10センチメートル離れた場所での放射線量が約0.4マイクロシーベルト毎時であることなどを確認し、専門業者への廃棄の委託等の対応を行うよう要請。

(3)また、専門業者が調査を行い、当該放射性同位元素がラジウム226・約16キロベクレルであることが確認されるとともに、16日(水曜日)午前、専門業者への引渡しが行われた。なお、当該放射性同位元素による汚染はなかった。

4. 放射線による影響等

箱から10センチメートル離れた場所での放射線量は約0.4マイクロシーベルト毎時、1メートル 離れた場所での放射線量はバックグラウンドレベルであり、放射線障害のおそれはありません。

お問い合わせ先

科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室

中矢・上田
電話番号:03-5253-4111 (内線4044)

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(科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室)