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参議院で新たに不正メール送信の疑いが浮上
情報通信を所管する総務省のパソコンがウイルスに感染していた。また、参議院では新たに不正なメールの送信が行われていた疑いが浮上した。
総務省は4日、職員用パソコンから「トロイの木馬型」と呼ばれるウイルスが発見されるなど、計22台が感染した可能性が高いと発表した。総務省によると、職員が今年7月28日に個人名で送られてきた東日本大震災に関連する内容をかたったメールの添付ファイルを開いたところ、感染したという。総務省のサーバーが感染した形跡はないということだが、情報流出の有無も含め、詳しく調べている。
一方、参議院では新たに不正なメールの送信が行われていた疑いが浮上した。参議院事務局によると、これまでに衆議院側に送付されたウイルス付きメールと送信者やタイトルが同じものが参議院議員7人に送付されていたが、新たに別の複数の議員の事務室で勝手にメールが送信されていた疑いがあるという。送信は今年8月から9月にかけて行われており、タイトルに規則性があり、送信先はフリーメールのアドレスだったという。参議院では、議員全員にパスワード変更などの措置を行うよう文書で呼びかけている。
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