ペットロスの症状

パートナーが亡くなった時に起こる心と体の変化については個人差やそれぞれのケースがあります。悲しみの程度や継続期間、感情など様々で、自分らしく時を過ごすのがペットロスからの立ち直りにとって大切なことになってきます。

それは必ずしも形式があるわけではないので、「自分だけおかしいのではないか?」と思わないで下さい。

ペットロスを広義に言えば、パートナーが亡くなって悲しむのは当然のことで、程度差はあるもののみんなが通る道であり、その表れは人それぞれにあるということを理解してください。

【身体的症状について】

<泣く>

パートナーの死に対して様々な場面で泣きます。亡くなった瞬間、葬儀の際、思い出の道や場所、写真、愛用品、話をするとき、他の子を見たとき、残された自分自身に対して、いろいろなことで泣くでしょうからその際は素直に泣きましょう。涙は心を洗い、深く清らかにして悲しみを癒してくれます。

 ◆我慢せずに泣きましょう。

 ◆素直に悲しみを表しましょう。

<睡眠障害>

パートナーのことを思い出して眠れない、夢に現れて目が覚める、泣きながら寝てしまうこと、足音が聞こえた気がして眠れない、起きる気にならないことなどいろいろあります。いずれも時間と共に改善されてゆきます。

◆時間と共に眠れるようになっていくので、焦らないことです。

<食欲不振・過食>

食事をする気になれない、食が進まない、何を食べてもおいしく感じない。

 ◆食べれる物を食べましょう。

 ◆食欲が無ければ無理せずに。

<その他>

 脱力感、めまい、胸の痛み、胃の痛み、疲れ、関節や筋肉のこり、などなど人それぞれありますので必ずしもすべての人が経験するとも限りませんし、それ以外にも経験することもあると思います。

 

 ◆心身に変化があるのも愛していた証です。異常なことではありません。

これらの症状は、パートナーが亡くなれば程度の差はあるものの誰でも起こりうることですが、あまりにも症状がひどく日常生活に支障をきたすようなら病院の先生やカウンセラーに相談することをお勧めします。

【精神的変化について】

<孤独感・不安感>

自分一人が残されたような孤独感、自分を支えていた者を失った孤立感、よりどころを失った焦燥感や不安感、これからへの不安、他人には分かってもらえない寂しさなど、周囲の状況によって人それぞれの精神的変化が見受けられます。

<後悔・恨み>

 自分の責任で死なせてしまったという自責の念(もっと早く気づいていれば…、外に出さなければ…、生活環境や管理が悪かったのでは…etc)、亡くなってから悔やむ生前への思い(あの時こうしてあげたかった…、もっと一緒に遊んであげれば…、うちに来て幸せだったのか…etc)、獣医師や病院のスタッフ、用品メーカーへの怒り、家族や他人(動物)に対する恨みや責任転嫁など、自分の内と外に対しての攻撃的な感情が見受けられます。

<活力低下>

 パートナーが亡くなったことばかり考えて集中できない、ボーっとしているなどの憂鬱感、絶望感からの感受性低下、駄目な人間であると考えてしまう自尊心の低下など、様々なことから色々な精神的活力の低下が見受けられます。

<その他>

 看病や病気の苦しみからの解放感、人に会いたくなく引きこもったり、後を追おうと考えたり、魂や死後の世界について思いを馳せたり、人それぞれの思いから様々な変化や非日常的な精神的感覚を感じると思います。

*パートナーが亡くなれば、その思いから様々な精神的な変化が起こりますが、それが長期に渡り生活に支障をきたすようならば、カウンセラーに相談するのがいいと思います。ある精神科のデータによると立ち直りまで平均10ヶ月くらいかかるともされています。悲しいのはそれだけ愛していた証ですし、それだけ存在が大きかったのですから当然のことと思います。

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