県中予地方局に生活保護の申請を2カ月以上放置されたとして、松前町に住む重度障害者の男性(56)が18日、「行政の不作為」を不服とする審査請求を県に提出。中予地方局は17日付で通知した文書で保護申請は却下する一方、申請を受理する過程で落ち度があったと認めている。
生活保護法は、保護の要否などの決定通知は申請後14日以内に行うと規定。30日以内に通知がない場合、申請者は保護の実施機関が申請を却下したとみなせる。
男性と支援者によると、申請書は8月12日に町役場へ提出。町や地方局職員の訪問や電話でのやりとりがあったが決定は出ず、10月末に県保健福祉課へ問い合わせて未受理と知ったとしている。県によると生活保護の審査請求は本年度3件目。