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2011年11月18日(金) 19:13 |
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林原グループ、更生計画案を提出へ
会社更生手続き中の林原グループは、更生計画案を18日東京地裁に提出します。 計画案では、約1400億円に上る負債の9割以上が金融機関に返済される見通しです。
林原グループの更生計画案は、今月8日に債権者の金融機関を集めて原案が説明されました。 関係者によりますと、グループの負債総額は約1400億円ですが、これまでに大阪市の長瀬産業が700億円で事業のスポンサーに決定、ほかにもJR岡山駅前の土地や株式の売却額が400億円以上となるなど、弁済率は全体で9割を超える異例の高率となる見通しです。 これをふまえて、更生計画案には20億円以下の債権を持つ金融機関には全額弁済し、それ以外には、貸出比率や担保の有無に応じた個別の弁済比率になることなどが示されるものとみられています。 更生計画案は18日が東京地裁への提出期限となっていて、林原によりますと、18日中には提出すると話しています。
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