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警戒区域内の除染作業、自衛隊投入へ
政府は、福島第一原子力発電所から半径20キロ圏内の「警戒区域」について、陸上自衛隊を派遣して除染作業を行う方針を固めた。
福島第一原発事故をめぐっては、立ち入り禁止となっている「警戒区域」内の除染作業が進まず、自衛隊が派遣されることになった。具体的には、陸上自衛隊の化学防護隊を中心に、福島県の楢葉町、富岡町、浪江町の3つの町役場の除染作業が行われる予定。自衛隊が本格的に除染作業に参加するのは初めてで、年内まで活動した上で、それ以降は民間業者が除染を実施する。
政府は18日、関係閣僚会議を開いて調整を行い、早ければ来月上旬にも陸上自衛隊を派遣する方針。
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