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降下物の放射能濃度測定結果の訂正について


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年11月18日更新
平成23年11月18日
記者発表資料

 神奈川県では、3月18日から1日に1回、降下物の放射能濃度を測定していますが、3月22日~4月7日に記者発表したデータに次のとおり誤りがありました。
 放射能の人体への健康影響については、空間放射線量率から推定していますが、これまで公表してきた空間放射線量率に訂正はありません。空間放射線量率と降下物の放射能濃度は、それぞれ別々の機器で測定しており、別のデータです。
 また、今回訂正する期間における一時間当たりの空間放射線量率の最大値は0.113μGy(3月22日:茅ヶ崎)であり、健康に影響を与えるものではありません。

〔訂正箇所〕         採取場所:茅ヶ崎市下町屋1-3-1 神奈川県衛生研究所内

 

採 取 日

核種別放射能濃度 [Bq(ベクレル)/㎡]

 

【参考】

空間放射線量率

(μGy/h)

ヨウ素-131

セシウム-137

セシウム-134

 

最大値

最小値

3月20日(9時)

~21日(9時)

【正】  5600

【正】  1600

【正】  1400

 

0.073

0.044

【誤】   750

【誤】   210

【誤】   190

 

3月21日(9時)

~22日(9時)

【正】  9500

【正】  1800

【正】  1800

 

0.113

0.075

【誤】   340

【誤】   110

【誤】   100

 

3月22日(9時)

~23日(9時)

【正】  3600

【正】   110

【正】    97

 

0.107

0.093

【誤】  1300

【誤】    64

【誤】    58

 

3月23日(9時)

~24日(9時)

【正】  1800

訂正なし(42)

訂正なし(37)

 

0.100

0.094

【誤】  3100

 

3月27日(9時)

~28日(9時)

訂正なし(35)

【正】    12

【正】    10

 

0.081

0.075

   ―

【誤】    20

【誤】    17

 

3月31日(9時)

~4月1日(9時)

訂正なし(13)

【正】   8.8

【正】   7.6

 

0.073

0.067

   ―

【誤】   5.9

【誤】   5.0

 

〔測定値の計算が誤った理由〕

  • 放射能濃度を求める計算式の設定において、測定した試料の量(0.08ℓ)を入力すべきところ、試料を採取している容器 の面積(0.049m2)を入力していた。
  • 降下物の放射能濃度とは、単位面積当たりに降下した雨水や塵のなかに含まれる放射性物質の量を測定するものである。降雨時には、採取全量の一部(0.08ℓ)を測定して、その日の採取全量に換算する必要があるが、その換算をしていなかった。

※ 降下物の放射能濃度は、前日9時から当日9時までの24時間に採取した降下物(雨水や塵(ちり))に含まれる放射性核種について、ゲルマニウム半導体検出器により、その種類と濃度を測定しています。
※ 空間放射線量率は、NaI(Tl)シンチレーション検出器(モニタリングポスト)により空間のγ線量を連続して測定しています。

(問合せ先)
神奈川県保健福祉局生活衛生部環境衛生課
  • 課長 
  • 黒澤
  • 電話 045-210-4930
  • ファクシミリ 045-210-8864
神奈川県衛生研究所理化学部
  • 部長
  • 藤巻
  • 電話 0467-83-4400
  • ファクシミリ 0467-83-4457