ワシントン(CNN) 米国防総省は17日、音速の5倍での長距離飛行を目指した極超音速兵器の実験に成功した。
詳しい速度などの情報は公開されていないが、CNNでは発射地点のハワイ・カウアイ島からマーシャル諸島クワゼリン環礁に30分で到達するための速度を計算。平均時速を4800マイル(約7725キロ)と割り出した。
実験は技術と性能についてのデータを収集する目的で実施され、実機の製造は計画されていない。国防総省は「収集したデータは将来的な極超音速飛行技術の開発に利用する」としている。
同省は、世界中のあらゆる場所を1時間以内に攻撃できるシステムの開発プロジェクトを進めており、極超音速技術の開発もその一環。実験は8月にも行われたが、この時は太平洋に墜落して失敗に終わった。実験にはさまざまな形の機体が使われており、8月の実験機は翼の形、17日の機体は円錐形だった。