現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. サイエンス
  4. 記事
2011年11月18日19時23分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

「光より速い」ニュートリノ、再実験でも超光速

 素粒子のニュートリノが光より速いという実験結果を9月に発表した国際共同研究グループOPERAに参加するイタリア核物理学研究所が18日、精度を高めた再度の実験でも、同じ結果が得られたと発表した。

 実験はスイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の加速器で人工的に作ったニュートリノを打ち出し、約730キロ離れたイタリアのグランサッソ国立研究所の検出器に到達するまでの時間と距離を測定している。

 ニュートリノを作る陽子線に工夫をし、ニュートリノの速度測定の精度を高めた実験を行っているが、今のところ同じ結果が得られているという。ただ速度の計算に全地球測位システム(GPS)を利用している点は前回と変わらない。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

第一線の論客と朝日新聞の専門記者が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

ハッブル宇宙望遠鏡で宇宙を覗いたら

すべての物質は何か共通の基本的な材料からできているのではないか…という考え方から始まった素粒子物理学を読み解く


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介