原発事故の直後から国のスポークスマンとして記者会見し、その後、勤務時間中の不適切な行為を理由に懲戒処分を受けた西山秀彦元審議官は、18日付けで環境省に異動し、福島県で放射性物質の除染作業の指揮などに当たることになりました。
西山元審議官は、東京電力福島第一原発の事故直後から、原子力安全・保安院のスポークスマンとして連日、記者会見していましたが、そのさなかのことし3月下旬から6月にかけて勤務時間中にもかかわらず、職場で女性の体を触るなど不適切な行為を繰り返したとして、9月に停職1か月の懲戒処分を受けました。西山元審議官は、今月から経済産業省の大臣官房付として職場に復帰していましたが、18日付けで環境省へ異動することになりました。西山元審議官は、環境省が18日から福島県に設置した「福島除染推進チーム」の次長として、現地で放射性物質の除染作業の指揮などに当たるということです。