2007-08-02 02:24:46
目指せ!江戸っ娘☆
テーマ:コトノハこの前韓国の友人に浴衣の着付け方を質問されたとき。
「とにかく身ごろが左右逆にだけはならないように…」と説明しました。
何故、右前に着るのか…。
たくさんの説はありますが。
一番最近聞いた素敵なお話☆
『和服を自分で着るとき、右の身ごろを持った右手をまず左胸に持っていくと、これで左胸の鼓動が右手に伝わり、生きていると実感できる。
その後、親からもらったその生命に感謝し、大切な心臓を守るように自分の左身ごろで包み込む。
だから、相対して見れば、右前に着上がる。』
…なんだかとても温かい気持ちになりました。
ある方がおばあ様から聞いたお話だそうです。
「今の子は、こんなことを語ってくれる人がいないから、自分の命も、他人の命も大切にしないんじゃないかね。」
振り返れば、日本の古き良き文化というものはたくさんあります。
それは、自然と私たち日本人の潜在意識の中に育まれているように思います。
昨夜、友人と、日本と韓国の文化の違いについて話していました。
韓国人は街で人にぶつかっても謝らないと…。
どちらが良いとか悪いとかではなく文化の違いを感じました。
日本では
狭い路地ですれ違うとき、ぶつからないように互いに肩を引き合い、
雨の日には、人様に滴がかからぬように傘を反対側にかしげ、
舟に新しく人が乗り込んできたら、こぶし一つ分詰め合って席を空けてやる気遣いを示す。
これらは
「肩引き」
「傘かしげ」
「こぶし腰浮かせ」
…と呼ばれる
『江戸しぐさ』なのだそうです。
マナーを守ることを自然と生活の中の一部にしていた江戸の人たちは、
「マナーを守る=カッコイイ=粋である」
という考え方が当たり前だったようです。
ほかにも、現在、さまざまな場所で見直されている「打ち水」ですが、これも、江戸庶民の知恵なのだとか。
地球温暖化が深刻な問題となっている今、江戸的ライフスタイルが世界中から注目を集めているそうです。
人にも地球にも優しい江戸文化。
江戸の人たちは、もしかしたら現代人より、先見的な考え方を持っていたのかも。。。
私達の世代が気づいて、意識して、伝えていけたら…
21世紀の地球を『粋な未来人』だらけの惑星にできるはず☆
「粋に生きる!」
お後がよろしいようで(^^)
1 ■無題
日本人なのにいつも着物着方を知らず
浴衣でさえ毎回どっちだったっけ?と思ってましたが
この言葉で完全に覚えられた気がします。
私ももらった命に感謝して
美元さんのように丁寧な生き方をしたいと
心から思いました。
すてきな言葉本当にありがとうございました^^