'11/11/18
えびす講、条例で組排除加速
広島市中区の胡子神社一帯で18〜20日にある胡子大祭(えびす講)で、縁起物の熊手や飲食物を売る露店約220店が、暴力団排除を宣言するチラシを一斉に掲げる。4月施行の広島県暴力団排除条例を追い風に、広島三大祭りの一つから反社会的勢力の一掃を目指す。
チラシはA4判モノクロ。「明るく楽しいお祭りにする為に『暴力団』とは一切関わりを持ちません!」とアピールする。
えびす講では、商店街などでつくる実行委員会と県警が2006年、暴力団による露店営業を禁じる規約を策定。昨年までに5店を排除した。条例施行を機にさらなる徹底を図ろうと、胡子神社と実行委、県露店商業協同組合がチラシ掲示を企画した。
【写真説明】各露店が掲示する暴力団排除のチラシ