環境省に原発事故汚染土壌送付か 職員が空き地に廃棄緊急記者会見で謝罪する細野環境相=17日午前、環境省 細野豪志環境相は17日、緊急記者会見を行い、東京電力福島第1原発事故による放射性物質で汚染されているとみられる土壌が8日、宅配便で環境省に送付されたことを明らかにした。 環境省によると、土壌は13日に同省官房総務課職員が埼玉県の自宅近くの空き地に廃棄した後、17日に回収した。細野氏は「あってはならない事案。監督不行き届きがあった」と謝罪。総務課長らを同日付で異動させた上で、関係職員を処分する考えを示した。 土壌は、小さな段ボール箱にポリ袋に入った状態で詰められており、約0・8メートル離れたところから毎時0・18マイクロシーベルトの線量を測定した。 【共同通信】
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