出産、福島や首都圏で減少 原発事故で妊婦避難か今年4~6月の出産数は福島県で激減したほか首都圏でも減少、北日本や西日本では増加したことが、日本産婦人科医会の調査で17日までに分かった。 東京電力福島第1原発事故で広範囲に拡散した放射性物質から新生児を守ろうと避難して出産したとみられる。3カ月で減少した出産数は福島県で約千件、東京、千葉、神奈川の3都県で計2千件と推定された。同医会は「原発事故の影響の甚大さを示すもの」としている。 出産を扱う全国の病院に今春、アンケートを郵送し、約750の病院(回答率67%)が答えた。 【共同通信】
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