何も申し上げることはござんせん(texlive2011 on Win)
最新の texlive2011 を Windows にインストールした。
IPA フォントが入っているとか、OTF パッケージも使えるとか小耳に挟んだからである。 具体的な手順についてはいずれ、ここか、別のところで書くつもりだが、とりあえず簡単な結果報告。 IPA フォントを埋め込んだ PDF ファイルが作れるあらかじめ数行のコマンドを列挙した “バッチファイル” を用意するだけでよい。ヒラギノフォントを埋め込んだ PDF ファイルも作れるこれも、あらかじめ数行のコマンドを列挙した “バッチファイル” を用意しておけばよい。ただし、ヒラギノフォントは別途入手しないといけない。 入手法は、アップルストアで 「買う」。 ヒラギノフォントを買うとマックがおまけで付いて来ます(藁 【注】 同じように、Adobe Reader に付属している「小塚明朝、小塚ゴシック」も埋め込めるが、これはライセンス違反なので、やってはいけません。
【注】 Windows OS の標準和文フォントである MS明朝やMSゴシックのPDFへの埋め込み方法は、以前の記事「texlive-2010 on Windows (rev.)」を参照のこと。ただし、この方法はOTFパッケージとは関係ないので、大して “感動的” ではない。 以下に示すのは、Windows XP (Gentoo Linux 上の仮想マシン)で、IPA フォントと OTF パッケージを使って PDF ファイルを生成したところ。 次は、当ブログの記事 「ヒラギノ5書体揃い踏み」 にあるコードを PDF に出力したところ。 このように、普通のワープロでは手こずる正字体の出力も難なくこなせる。 それも、ネット越しに texlive2011 をインストールするだけ。 ここまで進化してくれたら、もう何も申し上げることはござんせん。 正統的な日本語にこだわる人は、くだらねえワープロソフトは廃棄して無料(free)で自由(free)な TeX を使いこなそう!! |
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